圧倒的加速力が持ち味!ターボパワーが魅力の車5選 (1/6ページ)
80年代に次々と現れた「TURBO(ターボ)」。過給器であるターボチャージャーは、その圧倒的な加速力によって車好きを魅了しました。
現在では、エンジンの小排気量化(ダウンサイジング)において、欠かせないパワーユニットというように、立ち位置が昔とは異なりますが、その圧倒的な加速という持ち味は健在なのでしょうか?最近国産車にも増え始めたダウンサイジングされた直噴ターボ車を選んでみました。
■なぜ直噴ターボが主流になるのか?現在ガソリンエンジン車で主流になっている直噴エンジンは、インジェクターから、燃焼室全体に混合気が広がるように放射状に、燃料を噴射することで熱効率高めて燃費性能向上できます。
そして、直噴エンジンは、ターボチャージャーとも相性が良く、高負荷時に燃費が悪化するというターボのデメリットを解消しながら、ダウンサイジングされたエンジンにより低負荷時には燃費が向上するというメリットがあるのです。
■国産直噴ターボ車トヨタ・C-HR120T:ハイブリッドと比べられると不利[caption id="attachment_18855" align="aligncenter" width="600"] photo by トヨタ自動車株式会社[/caption]1.2L直噴ターボ車
エンジン直列4気筒1,196cc最高出力85kW(116PS)/5,200~5,600rpm最大トルク185N・m(18.9kg・m)/4,000rpmJC08燃費15.4km/L使用燃料無鉛レギュラーガソリンハイブリッド車
エンジン直列4気筒1,797cc最高出力72kW(98PS)/5,200rpm最大トルク142N・m(14.5kg・m)/3,600rpmJC08燃費30.2km/L使用燃料無鉛レギュラーガソリンオーリス120Tにも採用された8NR-FTS型を採用。シングルスクロールターボチャージャーとバルブ開閉タイミングを制御するVVT-iを組み合わせ、さらに最適な燃焼効率を実現する燃料噴射システム「D-4T」を採用。