武井咲『黒革の手帖』期待を裏切る急展開で10.1%に失速…1桁転落が目前に

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黒革の手帖|テレビ朝日公式サイトより
黒革の手帖|テレビ朝日公式サイトより

 女優の武井咲(23)が主演を務める『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の第6話の視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。ギリギリ2ケタをキープしているものの、前週よりも0.3ポイントさがり1ケタ台に大手をかける形となった。

 大手予備校の理事長・橋田常雄(高嶋)から料亭『梅村』をタダ同然の価格で譲りうけた原口元子(武井咲)。これを売却したお金を元手に、政財界のフィクサー・長谷川(伊東四朗)から銀座一のクラブ「ルダン」を購入する予定だったが、事態は予想外の展開に。

 裏社会のドンともいわれ恐れられている長谷川は、「ルダン」売買の契約時に勝手に元子が契約を破棄できないようにと、違約金1億円だけではなくクラブ「カルネ」を譲渡するということも契約書に記載。これを元子は受け入れて契約書にサインをするものの、全ては長谷川の罠だったのだ。

 料亭「梅村」の持ち主は、いつの間にか元子ではなく橋田以前の所有者・梅村ミキに変更手続きがされていた。不信に思った元子は、橋田のもとを訪れ問い詰めるものの橋田は余裕の表情。お金をゆするためにすみ江(内藤理沙)を使って手にいれた“予備校の寄付金枠リスト”もデタラメで、橋田と裏で手を組んでいたすみ江にもハメられていたのだ。

 そのうえ、最後の手段の“黒革の手帖”も、空き巣に入られ奪われてしまった元子。支払い期日までに予定の金額を準備できなくなった元子は、長谷川に何度も連絡をするのだが断られてしまう。その結果、政治家の安島富夫(江口洋介)に泣きつき、なんとか長谷川に取り次いでもらうことができた。そして、無事に違約金を支払うことなく契約を白紙に戻してもらえたのだが……。

 後日、開店前に突然現れた村井(滝藤賢一)が元子の前に差し出した名刺には「カルネ支配人」という文字が。なんと、銀行を辞め長谷川の事務所に転職した村井は、元子のクラブの支配人となっていたのだ。しかも、クラブ「ルダン」売買契約書の内容の通り、元子は長谷川にクラブ「カルネ」を譲渡することになっており、店から追い出されてしまう。そして、新しくママとして登場したのが、パトロンの楢林(奥田瑛二)と一緒に元子にすべてを奪われてしまった波子(仲里依紗)だった。

 その頃、別の場所では長谷川・橋田・楢林が仲良く元子の“黒革の手帖”を手にしながら食事をしており、全ての出来事が元子を陥れるために長谷川が仕組んだものであり、元子がこれまで働いてきた悪事も全て長谷川は調べあげていたのだった。

 第6話では、元子に恨みのある人物が一斉に登場し、悪女の元子がついにどん底に落とされるというストーリーだったのだが、内容に反して映像は乏しいというのが正直な感想。もっと、バチバチと激しい修羅場が繰り広げられるのかと思いきや、画面に映るのは元子演じる武井の険しい表情のみで、盛り上がりにかける展開となっていたのが残念なところだ。

 次回は、居場所のなくなった元子がどんな立ち振る舞いを見せてくれるのか?が楽しみのひとつ。自分の欲望のために周囲の人間を容赦なく貶めていく元子に、手を差し伸べてくれる人が果たしているのか?ドラマの主人公と同じく、視聴率が失速している今、武井自身も崖っぷちの状態だ。ここから、どう這い上がっていくのかが見どころといえるだろう。

文・吉本あや

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