ついに2人が決裂?タッキー&翼、「活動休止」に陥ったコンビ間格差

デイリーニュースオンライン

SMAP解散騒動の二の舞は避けたい(写真はイメージです)
SMAP解散騒動の二の舞は避けたい(写真はイメージです)

 今年でデビュー15周年の節目を迎える滝沢秀明(35)と今井翼(35)のユニット・タッキー&翼が、突然の活動休止を発表した。表向きの理由は「方向性の違い」としており、公式コメントでも「各々がグループに還元できるスキルアップを目指す為」と、前向きな休止であることを印象付けている。

 しかしこの一件を「実質的な解散。その根本には事務所の滝沢と今井の扱いの差がある」と、ジャニーズに詳しい関係者は語る。

「二人の格差は明確で、今井は事務所に対して相当不満を持っています。それがより鮮明になったのは、SMAP解散のとき。滝沢は当時独立予定だった4人に対して『アホ』と言い放つほど、事務所べったりの擁護派です。対して今井は、『SMAP解散はメリーさんのせいだ。俺はもう事務所を辞めるしかない』『(タッキー&翼を)解散したい』など、飲んでグチっている姿が『週刊文春』(文藝春秋)で報道されています」

 滝沢とユニットでデビューしながらも、仕事で大きく差を付けられた今井。事務所に対して思うところが多かったのだろう。

 対して滝沢は、今や近藤真彦(53)、東山紀之(50)に並ぶ、ジャニーズ事務所の幹部候補。さらに先日、UAEの親善大使に任命されたばかりで、事務所内で順調な出世コースを歩んでいる。

「この扱いの差が二人の間に溝を生み、今井が『解散したい』と申し出たのは想像に難くない。しかし今回、解散ではなく『活動休止』となったのは、ジャニーさんが活動休止にとどめたとも言われています」(同・関係者)

■滝沢秀明のためのタッキー&翼の活動休止?

 活動休止という判断だが、「再結成を考えているのではなく、今後の滝沢を思ってのこと」と前出の関係者は話す。

「SMAP解散騒動で浮き彫りになったのがメンバー間の不仲で、事務所のイメージダウンにつながりました。前々から不仲説が流れていたタッキー&翼が解散をしてしまったら、2人の不仲が確定的となってしまい、今後事務所を背負って立つ滝沢にとってはマイナスイメージにつながる。かといって、ユニット活動をさせたままで滝沢ばかりに仕事が集中してしまうと、妙なウワサが立ってしまう。幹部候補の滝沢のイメージを守るための『活動休止』措置でしょう」

 かつては、ソロデビューが決まっていた滝沢が「デビューするなら翼と一緒に」と事務所に掛け合って、デビューを果たしたタッキー&翼。だが、ここにきて二人の道は大きく別れてしまったようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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