タッキー&翼がついに活動休止へ…”不仲説”以外の深刻な理由も明らかに
今月3日に報じられた、タッキー&翼の無期限活動休止に対する余波が広がっている。二人は8月19日放送の『MUSIC STATIONウルトラFES』(テレビ朝日系)での出演を最後に、それぞれのソロ活動を本格化させることになる。今月11日にCDデビュー15周年を迎える時期だっただけに、ファンの間では落胆の声が囁かれている。
そんな中、なぜかSMAPファンがざわつきを見せているのだという。どうやら、ジャニーズ事務所がマスコミ宛に送った、タッキー&翼の無期限活動休止を知らせるFAXに書かれていた二人の直筆コメントがその発端となったようだ。
「SMAPの解散発表や、稲垣吾郎(43)・草なぎ剛(43)・香取慎吾(40)の事務所退所については、一切直筆のメッセージがなかった。活動休止理由の『ユニットとしての十分なパフォーマンスができない』という文言も、昨年のSMAP騒動中に、音楽特番への出演を見送ったSMAPの理由である『ベストなパフォーマンスができない』という部分を連想させたようです。SMAPファン達からすると、そういったタッキー&翼との待遇の差に不満を感じているとか」(芸能記者)
こうした対応の差に苛立ちを見せるSMAPファンだが、その差は今後の展望の違いが原因だという。
「そもそもSMAP騒動の発端は、元チーフマネージャーの退社に絡むメンバーの独立騒動でした。タッキー&翼に関しては、単にそれぞれのソロ活動の充実などが背景にあるため、事務所トラブルではないということを強調させたいという思いがあるのでしょう。特に滝沢秀明(35)は、将来的にジャニーズを担うであろう存在です。今回の発表で、滝沢にマイナスイメージをつけたくないというのが本音でしょうね」(芸能関係者)
■心配される今井翼の”病気再発”問題
あくまでも発展的な活動休止を強調するジャニーズだが、肝心の本人たちのソロ活動は、滝沢のみが精力的に行い、今井は目立った活動を見せないのではないかとも一部では言われているようだ。
「今井は2014年に重度のめまい症状を起こし、立ち上がることもままならないほどの体調不良となり、検査入院した過去があります。今回活動を休止したのも、以前からウワサされていた滝沢との確執も理由の一つとも言えますが、一番の大きな理由は、今井の体調の問題だとされています」(前出・芸能関係者)
今井の入院が発表された際には、突然のめまいや吐き気・難聴などが生じる「メニエール病」と診断されたことが伝えられている。ファンからは当時、今井に対する多くの心配の声が上がっていた。
「薬だけで根本的な完治が難しい病気なだけに、今井自身のソロ活動も今後は休止に向かう可能性が高いですね。ストレスや疲労からくる病気とされているため、仮に活動するとしても、病気と寄り添っていけるようなマイペースなスケジュールで活動を行うと思います」(同・記者)
今井にとっては、様々なストレスが掛かりやすい芸能界から少し距離を取るほうが良い時期なのかもしれない。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。