神保町の老舗洋食店で味わう美しき褐色のカレーと香ばしいカツの競演 / 「キッチン南海」のカツカレー (3/3ページ)
1960年(昭和35年)と言えば、日本でカラーテレビの本放送開始が始まり、東京都内では都営1号線(押上駅-浅草橋駅間)が開業したばかりの時代。
そしてこの年、日本にとって平和をもたらす重要な条約が締結されます。
それが1951年に締結された日米安保条約を更新する形で締結された「日米相互協力及び安全保障条約」。
この条約は、日本とアメリカの集団的自衛を定めるもので、日米のどちらかが武力攻撃を受けた場合、アメリカ軍と自衛隊とが共同して軍事行動をとることが決められました。
この条約は新安保条約と呼ばれ、この条約締結には大規模な反対運動が起こりました。国会内では、社会党や共産党が、審議拒否・座り込みなどの国会闘争が発生し、また国会の外でも、学生などが大規模な集団デモをおこないました。
死者が出るほどの大混乱の末、成立した「日米相互協力及び安全保障条約」は、賛否両論あるのかもしれませんが、その後の日本の平和な日々を支えてくれている1つのシステムとして現在も機能しています。
そんな激動の時代に生まれた丁寧で美味しい洋食が味わえるお店「キッチン南海」で、美しいカツカレーを味わってみてはいかがでしょうか?
そんな美味しい味わいに出会える奇跡に、そして平和な世の中に、感謝の念すら覚えるに違いありません。
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お店 キッチン南海 神保町店
住所 東京都千代田区神田神保町1-5
営業時間 11:15~16:00 / 17:00~20:00
定休日 日曜・祝日