27時間テレビが「完全に成功」と評された理由 (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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ビートたけしが総合司会を務めた『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)は平均視聴率8.5%で、最低記録だった昨年の7.7%をかろうじて0.8ポイント上回った(ビデオリサーチ調べ=関東地区)。

史上初となる9月の放送、ほぼ収録企画で内容も“日本の歴史”をテーマに硬派なものへと一新した同番組。1996年の『FNSの日十周年記念1億2500万人の超夢リンピック』以来、21年ぶり6回目となる総合司会をビートたけし、キャプテンを『関ジャニ∞』村上信五が務め、メイン企画の『にほんのれきし博物館』には“タビビト”として波瑠が出演した。

今回は“日本の歴史”をコンセプトとしながら、バラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメとジャンルを横断しながら『学び、笑い、楽しむ』を2日間にわたって放送していた。

「視聴率は昨年よりもよかったのですが、『ワイドナショー』やドラマなどが放送休止となり、視聴者から『いつも通りのラインアップで放送してくれ』、『ドラマはいつも通りにやれ』などとお叱りの声も多数、いただきました」(フジテレビ関係者)

このようなクレームもあったそうだが、27時間かけて日本の歴史を振り返る内容では、たけしが1986年12月に起こした『フライデー襲撃事件』の真相を語るなど、大いに話題を呼んだ。

「映画の低い評判で落ち込んでいるタイミングでバイク事故を起こした心理状況や、日本国内では2週間で打ち切りになった映画『ソナチネ』が海外では評価が高いという“温度差”に悩んだというエピソードも、SNSなどで大きな反響を呼んでいました」(同・関係者)

最も反響を呼んだビートたけしの語った「バイク事故」

その、たけしが起こした1994年のバイク事故について話しだしたときには、スタジオが張り詰めた。当時、映画監督として、たけしは海外での評価も高まりつつあった。それまで乗ることがほとんどなかったバイクに、なぜ乗ったのか。あの夏の夜の深夜、見通しのいい緩やかなカーブで、なぜガードレールに突っ込んだのか。いまでも続く病院で目が覚めた瞬間の悪夢、入院中の心境、事故をきっかけに変化したことなど、たけしが全てを語ったのだ。

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