SMAP独立組の動きが波及か?離反者の続出とジャニーズ幹部への恨み節再燃 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 ジャニーズはファンとの関係にとどまらず、内部で問題が生じ始めている。今年5月には、メリー副社長と対立したI女史はもちろんのこと、I女史の右腕と呼ばれたF氏が退所した。その他社員やジャニーズJr.も離れていると言われるなど、離反者が続出。6月には転職サイトでジャニーズがマネージャーの求人をしたことも記憶に新しい。

 同事務所のやり方にファンからも「ジャニーズって古いよね」「ジャニーズは本当に好きなのに、ジャニーズ事務所は本当に嫌い」と非難する声が少なくない。芸能界で権力をふるうも、世間で四面楚歌に陥りつつあるジャニーズ事務所は今後どうなるのか。

「内部でSMAPにまつわる事情を知らない者はいないだろう。むしろ報道以上に生々しい事情を知っているかもしれない。離反者が出るのも自然だ。ジャニーズは、60年代に創業した老舗の芸プロだが、かつて視聴率三冠王のフジテレビでさえ崩壊危機に面する今、絶対はない。タレントも含め、優秀な人材の流出を止められなければ、幹部による家族経営の限界が見えてくるだろう」(前出・報道関係者)

 稲垣たちの離脱で転換期を迎える気配のジャニーズ。ファンの恨み節を声援に変え、さらなる飛躍を果たすことはできるのか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
「SMAP独立組の動きが波及か?離反者の続出とジャニーズ幹部への恨み節再燃」のページです。デイリーニュースオンラインは、香取慎吾草なぎ剛稲垣吾郎SMAPエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る