会いたかったよ!もう離れない!親友のロバと引き離され、食事も喉を通らなかったヤギ
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マランダー永遠のテーマ、「異種間の友情」を証明するような動画をまた一つご紹介しようと思う。今回の主役は、ロバとヤギ。保護される過程で親友と引き離されてしまったヤギは、食べることも動くことも拒否するようになってしまったんだ。
その様子を心配したスタッフが、2頭の再会を計画した。その様子はぜひ動画をご覧いただこう。
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Mr. G and Jellybean
この動画の舞台は、カリフォルニアにあるAnimal Placeという動物たちのためのシェルターだ。ある日ここに、ヤギのミスターGが保護されてきたのだけれど、どうも様子がおかしかった。
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ここに来てから6日間、何も食べずに隅っこにうずくまっているだけ。健康に問題はなかったものの、このままではどうにかなってしまう。
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実はこのミスターG、元いた場所ではロバのジェリービーンという親友といっしょに暮らしていたんだ。そこでの生活はひどいものだったらしいけれど、2頭はそんな中でも友情をはぐくんでいたんだそう。しかし、保護された時に別々の保護施設に送られて、離れ離れになることに。
親友と引き離されたことで、ミスターGはすっかり落ち込んで、気力を亡くしてしまったらしい。Animal Placeでは、これまでロバを飼育した経験はなかったそうなんだが、ミスターGに何とか元気になってほしいと、車で14時間という距離にいたジェリービーンを呼び寄せた!
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ジェリービーンが到着すると、ミスターGはその気配を察したのか、突然起き上がって小屋の外へ…。
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最初は信じられなかったみたいだけれど、やがて現実のことだと理解したミスターGは、ジェリービーンのそばを離れようとしなかった。
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そして再開してから20分後、ここに来てから初めてのご飯を、ジェリービーンといっしょに食べたんだよ。
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Animal Placeは1989年に設立された保護施設で、家畜を対象とした施設としては、アメリカでも歴史は古い方だそうだ。この後、ミスターGはすっかり元気を取り戻し、今では他のヤギたちとも仲良く過ごしているそうだよ。
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