浜崎あゆみがツアー規模縮小へ?やればやるほど赤字で周囲から休養勧告も
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浜崎あゆみ
現在、デビュー20年目で初となる全国ホールツアー中の浜崎あゆみ(38)。9月16日に徳島県の鳴門市文化会館で開催される予定だった公演を、台風18号の上陸の影響で急遽中止した。
6日のパシフィコ横浜公演からスタートした今回のツアーは、「より観客に近い場所で」という浜崎の提案から、過去行ってきたドーム・アリーナツアーよりも規模を縮小させ、ホールクラスでのツアーとなっている。同会場の初日公演では、観客をステージに上げるなどのパフォーマンスが展開され、一部の熱狂的なファンは大興奮だったようだ。しかし、この規模縮小の真意は誰の目にも明らかなようだ。
「5月に行われた横浜アリーナでの公演では、かなり空席が目立っていました。さらに一部では、2日間合わせて約2800人もの関係者を無料招待していたとの話もあります。また、クライアントなどの一般企業関係者らにまで『1グループ10人まで入場可能』と書かれた招待メールがばら撒かれていたとも。アリーナの会場を埋めるために様々な策を講じていたようです」(芸能関係者)
9400円と高額な正規チケットを購入しているファンからしてみれば、なんともしっくりこない話だが、これではファン離れに拍車が掛かりそうだ。さらに規模縮小となった今回のツアーには、浜崎との話し合いがあったとも言われている。
「ただでさえ、演出やセットに高額なお金が掛かる浜崎のライブが、あれだけ空席が目立っていたとなれば、前回のアリーナツアーは大幅な赤字だった可能性は高い。実は9月からのツアーも、浜崎自身はアリーナクラスで行いたかったそうなのですが、どう考えても各会場の客席が埋まらない現状を考慮し、周囲の関係者が浜崎を説得して、ようやく今回のホールツアーに落ち着いたようです」(音楽関係者)
アーティストの希望通りにやらせたい気持ちもあったかもしれないが、やればやるほど赤字がかさむライブツアーなだけに、規模縮小という折衷案になったようだ。
■関係者からは浜崎あゆみの休養望む声まで?
昨年のツアーでは、浜崎が急性気管支炎と急性咽喉頭炎を発症したため、名古屋公演が中止となっていた苦い過去もある。「売れてないから仮病を使った」などと揶揄する声もネット上であがっていたが、それにしても浜崎の体がすでにボロボロであることは事実のようだ。
「今回のツアーも本人は倍以上の公演数を望んでいたそうですが、体調を理由に関係者が説得し、今回の公演数に留めたんだとか。今回のツアー終了後には長期休養の提案もするだろうとも。浜崎は今でもカラオケなどでの人気は高く、積極的に活動しなくてもかなりの印税収入はある。一部関係者は『赤字になるライブをするくらいなら、休んでもらってた方が儲かる』とまで話しています」(音楽関係者)
昨年『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で生歌を披露した際にも、高音が全く届かない歌声で、心配の声も上がっていた。また、2000年に発表した突発性難聴も、いまだ完治はしていないのだという。
ファンとしてはツアーをやってくれることは嬉しいことだろうが、一番は本人の体調がまず心配に違いない。かつての歌声を取り戻すためにも、まずは療養に専念するほうが良いのかもしれない。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。