稲垣吾郎、前向きな”芸能活動発言”で高まる業界からのニーズとは?

デイリーニュースオンライン

Photo by gatopalomas(写真はイメージです)
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 稲垣吾郎(43)がパーソナリティをつとめるラジオ番組『編集長稲垣吾郎』(文化放送)が、10月以降も継続されることがわかった。

 番組のエンディングで稲垣は、「10月以降ももちろん継続させていただきます。僕は“当然、続けますよ”みたいなテンションだった」と語り、番組継続を願うリスナーの声に感謝を述べた。併せて「皆さんの気持ちを一生忘れることなく、芸能活動もずっと続けていきたい。この番組ももちろんのこと、今後ともよろしくお願いします」と語った。

 ラジオ継続の知らせを受けてファンからは、「このまま脱力感のある感じでマイペースに活動してほしい」「個性派俳優として生き残っていきそう」といった声が上がっている。

 今月8日にジャニーズ事務所を退所してフリーとなった稲垣だが、今後の方向性についてはかねてから注目が集まっている。テレビのレギュラー番組では『ゴロウ・デラックス』(TBS系)の継続も決定しているため、ラジオ番組の継続もファンにとっては一安心というところだろう。

 稲垣といえば、ジャニーズの中でも主演も脇役も演じることができるマルチプレイヤーとしても知られている。こうした特性を活かして、今後俳優業での活躍に期待する声も大きいようだ。

「一部では、脚本などの裏方の仕事にも着手するのではないかという声もありました。稲垣は、SMAP騒動では中立的なポジションにいたとも見られ、メンバーとの大々的な不仲もこれまで伝えられることはほぼありませんでした。こういった点を活かしながら、今後も残留組・退所組を問わず元メンバーとの交流や共演があるかもしれません」(芸能関係者)

■バラエティーで見せる存在感も高評価

 そんな稲垣だが、関係者の間では、俳優としてではなくタレントとしての活躍に期待する声も大きいという。

「稲垣は俳優だけでなく、バラエティでも独特の存在感を放つ存在です。特段MC能力にたけていたり、面白いことを言って笑わせるというタイプではありませんが、どことなく視聴者を惹きつけることができる。そのため、『ゴロウ・デラックス』のような深夜枠の雰囲気があっているという声もあり、こうした番組をもう1本できないかという話も浮上しているみたいですよ」(前出・芸能関係者)

 ちなみに『ゴロウ・デラックス』の継続が発表された際、TBSサイドはその理由を「良質な番組なので引き続き編成した」とコメントしている。また、稲垣を「非常に才能のある方」と称賛しており、バラエティ番組における活躍も予想されそうだ。

 さらにファンをはじめ、稲垣の存在感が重要だと言われているのが『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)シリーズだ。この番組は、稲垣がナビゲーター役をつとめるオムニバスドラマで、8月に放送された「夏の特別編2017」では関東地区で11.5%の視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ・以下同)、札幌地区では17.4%の高視聴率をマークしている。

「視聴者からも“また『ほん怖』を頼むよ”といった声が稲垣に寄せられるなど、期待は大きいようです。フジテレビとしてもこれだけの数字を叩きだしているため、定期的に稲垣を起用した放送を考えているようです」(同・関係者)

 一連の騒動の中では目立った話もなかった稲垣だが、独立後はニーズが高まることになるかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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