警視庁いきもの係終了で「環奈ロス」大量発生
橋本環奈が主演したドラマ『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)は9月10日に終了したが、ファンから「続編をすぐ見たい」という声が続出しているという。
「全話の平均視聴率は6.5%で、ふた桁はほど遠い結果でした。しかし、放映されていた日曜日の夜9時という枠は、フジテレビにとって“不毛の時間帯”で、これまでさまざまなジャンルの番組が放送されましたが、平均視聴率5%が壁だといわれていました。それが橋本のドラマは6%台まで上げることに成功したのです」(テレビ雑誌編集者)
フジテレビが同時間帯に視聴率を取れない理由は、同時間帯に高視聴率ドラマを多く生み出しているTBSの『日曜劇場』があるためだ。今年1~3月期は木村拓哉主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』が放送され、平均視聴率は14.5%を記録した。
「日曜劇場は過去に『半沢直樹』が人気になるなど、他局が対抗できない独壇場の強さを誇るブランドになっています。常に平均視聴率はふた桁で、半沢直樹に至っては28.7%でした」(同・編集者)
しかし、今クールの日曜劇場『ごめん、愛してる』は、第9話までの平均視聴率は9.4%。よほどのことがない限り、最終回の第10話で平均視聴率をふた桁に乗せることは厳しいという見通しだ。
「ごめん、愛してるはジャニーズの長瀬智也が主演ですが、橋本の人気が長瀬の人気を切り崩したのでしょう。結束の強いジャニーズファンでも、長瀬を支えられなかったとみられます」(ジャニーズライター)
視聴率以上の人気
警視庁いきもの係は、警視庁で飼っているイヌ、ネコ、鳥、ヘビなど、あらゆる生き物からヒントを得て事件を解決するというストーリーだ。そのなかで橋本は獣医師の資格を持つ警察官を演じた。
「話の内容よりも橋本の警官姿がかわいいと評判でした。アイドルファンだけではなく制服マニアにも高い評価だったのです」(アイドルライター)
ドラマが終わった途端に、SNS上などでは嘆くファンが続々と現れた。
「インターネット上に続編を望む投稿が多くされています。なかには《環奈ロスだよ》といったような書き込みもあり、彼女の人気の高さがうかがえます。視聴率以上にドラマは成功したといっていいでしょう」(同・ライター)
ファンの願いは届くだろうか。