豊田真由子議員、釈明会見で本性隠しきれず?謎の笑顔と逆ギレで批判殺到

デイリーニュースオンライン

豊田真由子公式サイトより
豊田真由子公式サイトより

 元政策秘書に対する「このハゲーっ」などの暴言・暴行疑惑によって自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)が、9月18日に自身の選挙区である埼玉県新座市で支援者向けの会合を開催し、その後に騒動後初の会見を開いた。だが、この会見内容がメディアで批判の的となっており、ネット上でも「謝罪の態度が違うだろー!」などと非難が集中。むしろ逆効果だったのではないかと思えるほどの窮地に立たされている。

■新潮記者に逆ギレ…「反省モード」でも隠し切れない本性?

 会見はいきなり「豊田議員のメイク待ち」で40分遅れとなる波乱のスタート。豊田議員は自身の進退に関して「楽な道であれば議員をやめてしまった方がいいと思いますが、孤独の中で、恥をさらしながら生きていくのが大事と考えた」と議員続行を表明し、10月にも行われる可能性がある次期衆院選についても「選挙に受からなければ議員は続けられない」と事実上の出馬宣言が飛び出した。

 精神不安定を理由に入院している豊田議員はこの日も病院から会場入りし、途中で「耳鳴りが……」と弱々しくうずくまる一幕もあった。

 だが、会見終盤に暴言テープの存在を最初にスクープした『週刊新潮』(新潮社)の女性記者からの質問で表情が一変。「お前の娘が通り魔に強姦されたらどうするんだ」と発言した事実を豊田議員が当初否定していたことを追及された途端、眉を吊り上げてキレ気味の口調で「『(脅迫する)趣旨で申しあげたのではありません』と返したのです」と反論し、それまでの反省モードが吹き飛びそうな状態になった。

 この会見を取り上げた19日放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、司会の坂上忍(50)が「あれを見たら、みんな、コイツ、これからも変わらねえなと思っちゃう」と辛辣コメント。同日放送の情報番組『ビビット』(TBS系)でも、司会の真矢ミキ(53)が「人格が戻ってきている気がする」と指摘した。

■地元の支援は根強いが…次期衆院選は苦戦必至

「豊田議員は暴言の原因が『秘書の度重なるミス』だったと釈明し、あれほどの状態になったのは初めてだったと明かしました。しかし、本当に初めてだったのなら元政策秘書がわざわざボイスレコーダーを用意していたのは不自然。また、元政策秘書の顔が腫れ上がるほど暴行したという報道については『私は非力な女で、格闘技を習っていたわけでもない。大けがさせたというのは違う』と釈明しましたが、これでは暴力行為への反省がまったく感じられない」(週刊誌記者)

 さらにネット上でも批判が殺到。あまりにお粗末な会見に「謝罪の態度が違うだろー!」「新潮の記者にキレた時が本性でしょ」「いかにも『計算して謝罪してます』って感じがする」「国会が解散しそうだから出てきただけでは」「会見が本気だったらもはや二重人格」などと非難の嵐が巻き起こっている。

 この状況で次期衆院選に出馬するのは厳しそうだが……。

「会見前に行われた支援者向けの会合では『がんばれ!』という声援が数多く飛び、激励ムードでした。世間の目は厳しくとも、地元の支援は根強いようです。しかし、世間の批判によって自民党が次期選挙で豊田議員の支援から手を引くのは確定的。厚労省出身の豊田議員は自民党とつながりの深い複数の医師団体などから支援を受けてきましたが、それも打ち切られる可能性がある。なにより、地元の有権者から『当選させたら地元の恥』と思われるような会見をしてしまったのが致命的です」(同・週刊誌記者)

 もはや会見せずに雲隠れしていた方が利口だったのではないかと思えるほどの惨状。火だるま状態になりながら次期衆院選を見据える豊田議員に復活逆転の目はあるのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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