安室奈美恵の電撃引退に謎ばかり?3年前の独立騒動で確執発生説も

デイリーニュースオンライン

Photo by Gabriella Corrado(写真はイメージです)
Photo by Gabriella Corrado(写真はイメージです)

 安室奈美恵(40)が9月21日、1年後の引退を発表した。日本中で惜しむ声が上がり、ともに時代を作って来た小室哲哉(58)も21日夜、Twitterで「正直、仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」とその早すぎる引退を悲しんだ。

 安室から引退の理由は明かされていない。だが、誰しもの心に「なぜ」の2文字が浮かんだことだろう。「息子のため、体力の限界説、病気説と様々な憶測が飛び交っていますが、それなら安室もファンに説明しているはず。安室自身が不自然に理由を明かしていないのは、なにか言えない状況なのではないか」と、ある芸能プロダクション幹部はいう。

「芸能関係者の間では、3年前の事務所の独立騒動がまだ尾を引いているのではという見方が浮上している。安室がデビュー以来、20年以上、ライジングプロダクションに所属していた。『週刊文春』(文藝春秋)は14年8月14日合併号で安室と事務所側でギャラでトラブルになっており、安室から新事務所を設立して”印税の分配や報酬の割合を変更”し、”楽曲の原盤権の一部を移す”という提案書をたたきつけたと報じています」

 事実上の独立直訴である。その後『サンデー毎日』(8月31日号/毎日新聞社)と『女性セブン』(9月4日号/小学館)も後追いするなど独立騒動は泥沼化していった。

 その後、安室は15年1月13日に新事務所「Dimension Point」に移籍。所属レコード会社のavexが安室と事務所の間に入ったと言われている。この時、前事務所社長は『女性自身』(光文社)の取材に「移籍料は0円。他の条件もなし。安室に関する一切の権利を渡しました。今後、ウチには安室に関するお金は1円も入って来ません」と語っていたが、まだ遺恨が残っていたと見る向きもある。

「印税や原盤権は知的所有権の大元になる資産です。見返りなしに手放すというのはにわかに信じがたい。この時、安室が何かしらの制約を強いられたとしたら……。それが今回の引退の一因になっているとする声もあります」(週刊誌記者)

 ともあれ安室が引退をするまであと1年。彼女が新たな伝説を作ることに期待したい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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