元SMAP”新しい地図”のバックアップにIT業界の超大物が浮上のワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by Photking(写真はイメージです)
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 9月8日にジャニーズ事務所を退所した、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の元SMAPメンバー。9月22日には公式ファンサイト『新しい地図』を立ち上げ、11月2日にインターネットテレビ局・abemaTVで、再出発後の初仕事となる『72時間ホンネテレビ』に登場することが決まった。

 事務所独立後は1〜2年は干されて当たり前の芸能界、しかも最大手のジャニーズ事務所を退所したのだから、メディアは腫れ物を扱うように慎重にならざるを得ないはずだった。今回の例外的な動きに関しては、彼らのバックについている二人の人物の影響があると、関係者は語る。

「まず、3人の所属事務所『CULEN』の代表取締役であり、元SMAPマネージャーでもあるI氏です。ジャニーズ事務所を辞めたあとには『芸能界の仕事はしていません』と語っていましたが、ファンサイト『新しい地図』の完成度を見る限り、数ヶ月前から準備をしていたことは間違いありません」

 そして、そのI氏と協力関係にあるのが、「abemaTV」を運営するサイバーエージェント社長・藤田晋(44)氏だとされている。

「I氏のジャニーズ退社後、サイバーエージェントに入社するのでは、とまで囁かれていたこともあったが、こんなに早く両者の仕事が結実するとは驚きました。そして、彼らのファンサイトは運営が『CULEN』ではなく、アルム社に委託しています。この『アルム』にはサイバーエージェントが出資している。I氏は『CULEN』立ち上げ以前から、サイバーエージェントとタッグを組んで、ネット番組への道筋をつけていた可能性があります」(同・関係者)

■衰えていなかった?元マネージャーの手腕か

 そして、このI氏の手腕には業界関係者も舌を巻くほどだと続ける。

「これまでの芸能界の方法では、彼らの復帰はもっと遅かったはず。それが、テレビのように無料で放送されて、しかも生放送が可能なテレビと動画配信の中間であるabemaTVを復帰の舞台にした。ここなら芸能界からの圧力がかけられにくく、いまだ赤字を出しているabemaTVにとっても恩恵がある。となれば、第2第3弾と続けて行くことも可能となり、継続的な露出もできます」(前出・関係者)

 結局はI氏の元に集まった3人。そして、SMAPを一躍スターダムにのしあげた彼女の手腕。まずは前哨戦のネットでの活躍から、新たな3人の快進撃が見られる可能性は高い。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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