新SMAP:新しい地図のネット偏重が猛反発?独立3人組にテレビ業界から冷視線

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Photo by PHOTO AC(写真はイメージです)
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 9月8日をもってジャニーズ事務所を退社した稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が11月2~4日の3日間、インターネットテレビ局・AbemaTVの『稲垣・草なぎ・香取 3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』に生出演することを発表した。ファンは期待に胸を膨らませているものの、テレビ局関係者からは厳しい声も聞こえてくる。

「3人がジャニーズを離れるにあたり、ネット上での活動を展開することは予想されていました。テレビではジャニーズからの圧力も心配されますが、ネット番組ならファンにとっても安心して応援できるのではないでしょうか。しかし一方で、やはりネット番組とテレビ番組の間には深い“溝”があり、プロデューサーの中には『ネット進出するならウチの番組には出なくていい』などと、良い顔をしない者もみられます」(キー局番組プロデューサー)

 こうなると、ファンも喜んでばかりはいられないだろう。また、元メンバーの中で最もテレビ露出の多い中居正広(45)が独立しなかったのも頷ける。

「中居は当初、“独立組のリーダー”といわれており、3人よりも早く退社して個人事務所を設立するのではないかとの見方もあったけれど、その後、木村拓哉(44)と同じ“残留”の意思を表明した。しかし、中居が誰よりもテレビ出演で恩恵を預かっていたことを考えれば、賢明な判断だったといえそうです」(芸能プロ関係者)

 さらに、中居には木村との決定的な違いもある。

■真の敗者はメリー喜多川だった?

 前出の芸能プロ関係者が語る。

「木村は早い段階から残留を主張していたため、ジャニーズの幹部候補にもなって安泰ではありますが、世間ではSMAP解散のきっかけとなった“裏切り者”として報じられ、いまだ冷ややかな視線が送られている。これに対し、中居はバッシングもなければ、退社組との関係も悪化していないというだけに、一連の騒動の勝者といえるでしょう」

 とはいえ、今も5人の絆やSMAP復活を信じているファンも大勢いる。そういう意味では、この騒動における敗者を選ぶとすれば、ジャニーズの看板に著しく傷をつけたメリー喜多川副社長(90)なのかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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