民進党消滅で政党助成金150億円の奪い合いに?”解散総選挙”の黒幕とは誰なのか (1/2ページ)

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民進党消滅に小池迷走で大騒ぎ…”解散総選挙”の黒幕とは誰なのか?
民進党消滅に小池迷走で大騒ぎ…”解散総選挙”の黒幕とは誰なのか?

 たとえてみれば……。創立から20年を迎え、一度は業界トップにも立った2位メーカーが、やっつけ的な起業を発表して2日のベンチャー企業に吸収されるようなもの。しかも就任したばかりのメーカー新社長が、自ら望んで。

 ──臨時国会の冒頭で安倍晋三首相(63)が衆議院を解散。高まる北朝鮮の脅威への対応策を中心に、<国難突破解散>と位置付けた。野党や一部のメディアは「大義なき解散」とインネン(注1)を付けたが、よほど頭の中がお花畑でも無い限りは、信を問うに十分な理由と思えた。

 ところが同日に小池百合子都知事(65)が、自ら新党<希望の党>の代表に就任。全国から候補者を擁立して国政に討って出る意向を示した。意図的に<安倍vs小池>の図式に持ち込んだことで、とにかく安倍首相を退陣させたくて森友・加計問題を騒いでいた一部メディアは、大きな争点を避けて小池新党に下駄を履かせまくっている。しかし、

「小池さんは都知事ですよ。就任一年たっても何もしてない。(都知事選の得票数は)都で頑張って欲しいという票であって、<国政で頑張ってくれ>って票じゃない。俺は納得行かない!!」

「(アベノミクスで)日経平均(株価)も上がってますし、賃金も上がっている。企業の求人も増えている。それを(小池都知事は)リセットしようってんですか?(略)自分のことしか考えてねぇ、と思うけどな」

 と、2日続いて『スッキリ』(日本テレビ系)内で小池批判を展開した加藤浩次(48)のような意見も、少なからずある。小池氏は都を捨てて国政に行きたいのが本音だろうが、いまは慎重に世論の風向きを読んでいることだろう。

 無責任、エゴ優先、イメージだけ、壊し屋、ポピュリズム……。小池氏の手法や政治姿勢は厳しく批判されるべきだと思うが、稿を改めたい。

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