ビートたけしの番組ドタキャンに波紋…業界内で囁かれる”高年齢化と気力の限界” (2/2ページ)
■生放送は老体に厳しい?
このドタキャンに関する反響は大きく、同じくたけしの弟子であったタレントの東国原英夫(60)は、自身のTwitterで「昔はよく番組を休まれていた」とコメントしている。また、無断欠勤するということはまだまだ元気な証拠と投稿した。
「かつては自身がパーソナリティを務めた『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)でもドタキャンしたり、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)では『おばけが出た』という理由で休んだこともあったほどです。しかし今回は、別の収録番組には出席しているだけに、体調不良を心配する声は大きいのだとか」(前出・芸能関係者)
現在70歳を迎えたたけしだが、そういった年齢の点でも周囲からは心配の声があがっているようだ。
「とくにたけしは先月放送された『27時間テレビ』(同)も、収録というかたちで挑みました。その際には『体力がなくなってきた』と語っていただけに、生放送はさらに負担のかかるものだったのではないでしょうか。また、映画の宣伝の仕事は一日に立て続けて何本もこなすことが多いため、そういった疲れも積み重なったのでしょうね。やれる気力はあっても体がついてこない年齢になったということです」(同・関係者)
テレビを通じて一時代を築き、映画監督としても世界的に名を馳せたたけしだが、やはり年齢には勝てないということなのだろうか…。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。