サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「堅実ポールヴァンドル中心視」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

本番に向けて収穫のある内容だった」

 こう上原調教師は前走を振り返りながら期待感を込める。さらに状態に関しても「使われたことでグンと良化。心身ともにたくましくなって実にいい雰囲気」と、前走以上を強調する。

 確かに1週前の追い切りは軽快かつリズミカル。まずは文句なしだった。

 530キロの牡馬勝りの巨漢馬。初めてになる京都の広い馬場は間違いなく競馬がしやすいはずだ。

 ダイワメジャー産駒だが、祖母メルカルはGIカドラン賞(4000メートル)の覇者で、近親に秋華賞を勝ったファビラスラフインがいる。距離の不安は、これっぽっちもなく、連軸馬として中心視したい。

 有力どころが相手となるが、大勢逆転があるならカリビアンゴールドだ。

 前走の紫苑Sは、少々仕掛けのタイミングが早かった。ワンテンポ遅らせていたら勝っていたはずだ。まだ気持ちの面で幼さがあり、初の関西までの輸送で体重が大きく減らないか心配な面はある。が、それさえ克服できるようならチャンスがあって不思議ない。

 バランスの取れた、あか抜けた好馬体で、血統も一流。頂点に立っていい馬で、この中間もすこぶる順調。とにもかくにも体重が大きく減らなければ、だ。能力は確かなだけに、良馬場なら出番があっていい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「堅実ポールヴァンドル中心視」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 10/19号ポールヴァンドルカリビアンゴールド水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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