織田裕二が役者生命を懸ける人気漫画原作ドラマ

まいじつ

織田裕二が役者生命を懸ける人気漫画原作ドラマ

俳優の織田裕二が来年1月14日から放送する連続ドラマ『監査役 野崎修平』(WOWOW)に主演し、1991年放送の『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来、27年ぶりに漫画原作のドラマに出演する。

「織田には今年、さまざまなオファーがありましたが、一番キャラクターを作り込みやすい作品を選んだようです。織田はいま地上波放送の出演にはこだわらず、インターネットテレビでもBSでも『キャラクターが個性的なものを』という主眼で脚本を選んでいるようです」(テレビ雑誌ライター)

同ドラマは同名コミック(原作・周良貨氏、画作・能田茂氏)の初実写化作品。銀行が不良債権処理にあえぐバブル経済が崩壊した1990年代後半に、おおぞら銀行の支店長の野崎(織田)は監査役に昇進。不正が横行する現実を知り、人情味あふれる人柄と、持ち前の正義感で“巨悪”に立ち向かうことを決意する物語だ。

共演者には、強引な手法で野崎と対立する専務の武田役に岸谷五朗、政治家とのパイプを持つ頭取の京極役には古谷一行が決定している。このふたりと初共演する織田は「『これは名シーン』と思えるようなお芝居をしたい」とやる気をみなぎらせている。

織田50歳での節目の作品

「漫画そのものが人気作品なので、かなりのファンが見るはずです。話題作になることは間違いないので、織田はいい選択をしたと思います」(同・ライター)

織田が出演する漫画原作の作品と言えば、デビュー作でもある1987年公開映画『湘南爆走族』、前述の社会現象にもなった1991年の“月9”ドラマ『東京ラブストーリー』がある。今回はこれらに続いて3作目だ。

「織田は漫画が原作のストーリーの方がキャラクターを作りやすいのでしょう。『東京ラブストーリー』でも繊細な主人公を好演しましたし、『踊る大走査線』シリーズ以来、いい相性の役柄と出会えていない印象があるので、今回の作品に懸ける思いもひとしおなのではないでしょうか」(脚本家)

地上波のドラマとは違い、それほど視聴率のプレッシャーがないWOWOWのドラマとはいえ、失敗すれば次にはつながらないだけに織田も必死のようだ。

「DVD化して、そこでの回収を狙うためにも織田は全力投球でしょう。12月には50歳になりますから、節目の作品でもあります」(同・脚本家)

織田にとって勝負をかけるドラマになりそうだ。

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