ゆるキャラのルーツはここ?日本の古くから愛され続けている”古キャラ”たち (1/3ページ)
キャラクター天国、日本。47都道府県ごとにキャラクターがいるのは当たり前、キャッシュカードから地域のスーパーのチラシ、薬屋さんの店頭までキャラクターがあふれかえっていますよね。いたるところにいるキャラクターの多さは、海外から日本に来る旅行者が驚くことの一つです。
近ごろは「ゆるキャラ」たちの人気投票まで開催されています。さまざまなメディアが発達して、多くのキャラクター達を見かけることが多くなり、キャラクターが活躍する場も格段に増えてきています。
でも、そんなキャラクターのルーツが江戸時代、いえ、もっともっと古い時代かも知れないって考えたことはありますか?あらためて身の回りを見てみると、意外な所に日本の古くから愛され続けているキャラクターが隠れているんですよ。
信楽焼のたぬきまずは、おなじみのかわいらしい「信楽焼のたぬき像」。
飲み屋の入り口などでも見かけることがある、たぬきの置物、子供よりも大きかったり、酒とっくりを抱えていたりと大きさや形にバリエーションが多くありますが、妙に人間臭い風貌は共通しています。この焼き物のたぬきは昭和10年頃考えられたものだと言われています。
葛飾北斎も動物を擬人化かの有名な葛飾北斎もタヌキ、キツネを擬人化した絵を描いています。