NHKが「仕方なく」小沢健二を紅白歌合戦に呼ぶ理由

まいじつ

Anna Om / PIXTA(ピクスタ)
Anna Om / PIXTA(ピクスタ)

1990年代に“渋谷系”という音楽シーンを作り、若者を中心に絶大なる人気を誇ったシンガーソングライターの小沢健二が、年末の『第68回NHK紅白歌合戦』に出場することが内定したという。小沢にとっては1996年以来、21年ぶり通算3度目の出演となる。

「小沢は10月5日放送のNHKの音楽番組『SONGS』に初出演しました。この番組に出演するアーティストが紅白に出場するケースが多いため、内定の信憑性は高いと思います。40代以上の当時のファンにとってはサプライズとなるでしょうが、いまの若者層からは『オザケンって誰? どこがいいの?』と早くも疑問の声が広がっています」(芸能記者)

小沢は現在、2児の父親で、海外の居住先から4歳の長男が来日し、自動販売機の前で立ち止まったときのエピソードを「彼から見ると自販機は宇宙から降りてきたロボットのようで不思議に光る姿でじっと町を見ている」と表現した。また「人びとの文化は町を作る。都市を作る。僕らはいま、そのひとつ、渋谷にいる」と発言するなど、独特の世界観をみせた。

実際にSONGSに出演した小沢は、かつてのキャラクターをいまだに引きずっているようで、詩人のごとく自身の心境を語ったが、どうやらこの様子が小沢を知らない世代にとっては“キモい”姿に映ったようだ。

星野源と比較されると…

「NHKは、引退する安室奈美恵の紅白出場が難しくなったため、懐かしさを呼ぶラインナップとして小沢を選んだのでしょう。しかし、1998年以降2014年まで16年間にわたってテレビ出演もなく、当時のサブカルチャーの好きな一部のファン層からしか人気のなかった小沢を、あえて出場させる意味があるとは思えません。よく小沢と比較されるシンガーソングライターとして星野源が挙げられますが、一緒に紅白出場となれば小沢の劣化ぶりがさらに目立つことになるでしょう」(同・記者)

NHKが最も望むのは、引退を控える安室奈美恵と、若者から絶大なる人気を誇っている『ONE OK ROCK』の紅白歌合戦出場だといわれている。だが、現在のところ、「実現する可能性はかなり難しい」というのが、関係者からの声だ。

一部の音楽ファンからは「海外に移住したのに、いまさら出稼ぎですか? そのくせ相変わらずの上から目線」と小沢に対する評価は手厳しい。紅白歌合戦でも“自分語り”をする小沢が見られるのだろうか…。

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