綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』今後の展開が見えてきて11.3%に微減

デイリーニュースオンライン

Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)
Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)

 女優の綾瀬はるか(32)が主演を務める『奥様は、取り扱い注意』(日テレ系)の第2話が10月11日に放送され、平均視聴率は初回より0.1ポイント微減の11.3%だった。

 同ドラマは、元工作員のワケあり主婦・伊佐山菜美(綾瀬はるか)が、友人の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)らと周囲に巻き起るトラブルを解決するために奮闘するという内容。1話完結型になっているのだが、どうやら「コメディ×アクション×お色気シーン」という3部構成で話は進んでいくようだ。

 前半は、主婦3人がトラブルの元となる人物に出会い「私たちが救ってあげよう!」というストーリーでコメディ要素も含まれている。そして、主婦としてできる限りのことをやった後で菜美が元工作員の腕っぷしを利用して、バキバキと相手(敵)を倒していくのが後半のアクション部分だ。そしてエンディングで、コメディチックなお色気シーンが登場する…という風になっており、これが今後もパターン化していくのではないかと予想される。

 そんな中で、主婦3人の間では夫婦の夜の営みについての会話がよく出てきており、今後も「夫婦関係」がドラマの軸となっていくようだ。優里と京子の夫婦は、それぞれが上手くいっていない節があるようだが、菜美と勇輝(西島秀俊)の関係性は順調そのものにしかみえない。今回は、元AV女優である夏希(高岡早紀)が嫌がらせや脅しを受け、夫婦仲にヒビが入っていくというストーリーだったのだが、トラブルに立ち向かう菜美達の夫の中で、唯一味方になって協力してくれたのも勇輝だ。

 主人公である菜美と夫の関係は順調だからこそ、「夫婦関係」というテーマの裏になにか秘密があるのではないかと勘繰ってしまう。菜美が元工作員ということを夫に秘密にしているというだけではないはず。というのも、今のところ夫の勇輝の方が正体不明の怪しい人物に見えてしまって仕方がないのだ。普通ならホームドラマを見ていて、この旦那さん「工作員かスパイかも!?」なんて思うことはないと思うが、そう思わせてしまうのは、やはり演じているのが西島秀俊だからなのだろう。

 そして気になる人物があと2人。それが、菜美の友人である大原優里(広末涼子)と佐藤京子(本田翼)だ。この2人、どうも私は好きになれない。一見すると人当たりがよさそうだが、優里の方は実は口が悪くてデリカシーのないこともズバっと言ってしまうタイプだし、人の悩みを聞くふりして、相手より自分が優位な立場にいると実感してほくそ笑んでいるタイプに見える。

 また京子の方は、間違いなく“長いものには巻かれろ”タイプだと思う。リーダー格の優里と一緒に居れば安心みたいな考えがあり、しかもミーハー。こういうタイプは、もし優里がトラブルを引き起こして地域の中で孤立してしまえば、コロっと態度を変えて近づきたがらないタイプだ。…というのは、単に私の妄想にすぎないが、実際にこんな性格の人がいたら、どちらもあまりお友達にはなりたくないタイプだ。この2人が今後どうやって、菜美との友情をさらに深め、夫婦関係を再構築していくのかも見どころになってくるのだろう。

 そんなことより、やっぱり気になるのは勇輝(西島秀俊)が一体何者か?ということ。嫌がらせをしている人物を見つけて勇輝が追いかけていった時は、もの凄い技で相手を倒し「ついに正体が菜美にバレるのか!?」とドキっとしたが、結局は追いかけていっただけで何も起きず…。ただのイケメンサラリーマンなのか、実は○○という設定を抱えているのか、それだけでもいいから早く教えてほしいものだ。

文・吉本あや

「綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』今後の展開が見えてきて11.3%に微減」のページです。デイリーニュースオンラインは、奥様は、取り扱い注意綾瀬はるかエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧