ずっと会いたかった。今までありがとう!高齢のチンパンジー、最後の力を振り絞り最愛の友に心からのハグと頭をポンポン(オランダ) (1/4ページ)
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オランダ、アーネム市にあるロイヤル・バーガーズ動物園のコロニーを取り仕切っていたメスのチンパンジー、ママは昨年この世を去った。享年59歳。チンパンジーの寿命は平均50歳ということを考えると大往生だ。
彼女がこの世を去る直前に見せた仕草が、せつなくてあたたかく、尊い姿であるとして今だ反響を呼んでいる。
高齢と重い病で死期を覚悟していたチンパンジーの「ママ」。余命わずか1週間に迫っていたある日のことだ。
彼女が心から愛してやまないある人物がお見舞いに現れた。
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Jan van Hooff visits chimpanzee "Mama", 59 yrs old and very sick. Emotional meeting・高齢で重い病を患っていたママ
ママはこの動物園のコロニーで長年仲間を支えてきたメスだったが、高齢となり重い病を患っていた。立つのはおろか、飲食すら拒む状態が続いていた。
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image credit:youtube
そんなママの元をお見舞いに訪れたのは国際的な霊長類学者であるヤン・ファン・ホーフである。このチンパンジーコロニーの創始者の一人でもあるヤンは、45年前にママと出会って以来の大親友だ。