Kis-My-Ft2宮田俊哉ブレイクから見えてきた旧ジャニーズ体制の崩壊 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■オタク活動制限から解禁の理由は…?

 元SMAP・草なぎ剛(43)のジーパン、TOKIO・長瀬智也(38)のバイクなど、趣味を極めるジャニーズタレントは珍しくないが、「アニメ」「漫画」などのオタク趣味はいなかった。

 しかしここ数年、バラエティでオタク趣味を語るようになってきた。「そこには事務所のせっぱつまった事情が見える」と前出の関係者が話す。

「ジャニーズ事務所の問題は、嵐以降のグループが育っていないこと。ドラマや音楽番組の縮小で露出できるところも限られてきた中、キャスター業に活路を見出していますが、知名度がない若手タレントは局側も嫌がる。残されたのはバラエティですが、キャラが濃くなければ、出演しても記憶に残りません。宮田のオタク趣味を許してまでも、若手を売り出したい事務所の台所事情がみてとれますね」(前出・関係者)

 徹底してプライベートを語ることを許さず、憧れの存在として君臨することがジャニーズだったが、もはやただのアイドルでは人気を得られないということだ。宮田は旧体制のジャニーズに、新しい風を吹かせる存在になりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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