春画に学ぶお江戸の性事情。亭主も女房も浮気してた?どこまでも自由奔放な江戸っ子 (1/2ページ)

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春画に学ぶお江戸の性事情。亭主も女房も浮気してた?どこまでも自由奔放な江戸っ子

亭主の浮気相手はどんな人?

一生添い遂げると約束して一緒になったものの、魔がさして浮気してしまうことは、江戸時代でもそう珍しくなかったようです。

さて、相手は誰なのかという問題ですが、これがまたスゴいんです。例えば、も浮気相手でした。当時、女房が妊娠中の人手が必要なときに姪が手伝いに来るという風習があり、事件はそのときに起きたそう。また、奉公人も旦那さんの相手になりました。

江戸時代、生活に余裕のある家庭では、生母に代わって子どもに乳を飲ませ、乳幼児の世話をしてくれる乳母を雇っていました。隙あらば、乳母に手を出しちゃう人もいたようで。また義妹奉公人若衆男色の相手をする若者)が浮気相手になることも。春画でも、自宅に若衆を呼んで夫婦そろって若衆と戯れるという画も多く見られます。当時は、男色も女色も愛好するバイ・セクシュアルが多いのが特徴でした。

宮川長春「三侍」

女房だって浮気する

さて、浮気するのは、亭主だけではありません。女房が浮気することもありました。夫のある女性が密通している相手を間男(まおとこ)というのですが、間男と会うときは、専ら家の中でした。亭主が留守のときに、間男を家に呼んであんなことやこんなことをしちゃおうというのですから実に大胆です。間男のほうは、亭主が早く帰ってこないか気が気でなくても、女はちっとも気にしておらず、事に夢中になっていることも。

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