「陸王」好発進でも山崎賢人の“熱演ヤマ場”に視聴者の不満が爆発!

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「陸王」好発進でも山崎賢人の“熱演ヤマ場”に視聴者の不満が爆発!

 10月15日に放送されたドラマ「陸王」(TBS系)の初回視聴率が、14.7%だったことがわかった。日曜ドラマとしては、前クールから大幅に数字を上げたという。

「4月期に放送していた長瀬智也主演の『ごめん、愛してる』(TBS系)は、初回から9.8%の1ケタスタートでした。しかし今回は、池井戸潤原作と、『半沢直樹』(TBS系)の制作チームが集結したということで、放送前から注目度が高く、好発進となりました」(テレビ誌記者)

 同ドラマは、老舗の足袋業者が足袋の需要激減で資金繰りに悩み、新規事業への参入を決意するという物語である。

 そして主人公は、銀行から融資を受ける条件として、従業員のリストラを迫られるのだが、その心情を表すシーンの演出に、一部視聴者から不満の声が上がった。

「番組の後半、リストラの決断に悩む社長役の役所広司に、息子役の山崎賢人が、自分のクビを最初に切ってほしいと、打ち明けるシーンが描かれました。するとそこで、10代の女性グループ、リトル・グリー・モンスターの『Jupiter』が流れたのです。これまで『半沢直樹』チームのドラマといえば、ヴォーカル曲をいっさい使わず、作曲家・服部隆之による壮大なインストゥルメンタル曲がメインだった。それだけに、この演出には視聴者から『感動のシーンがぶち壊し!』『せめてジュピターを流すなら平原綾香のままでいいのに』『合ってなさすぎてドラマに集中できなくなった』と、戸惑う声が殺到しました」(前出・テレビ誌記者)

 これまで池井戸ドラマの監督を務めてきた福澤克雄といえば、学園ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)時代から「Jupiter」を多用する演出を行ってきた。しかし今回は、ドラマの空気に曲が合わないと感じる視聴者が多かったようだ。

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