ゴルフ東京五輪コーチを要請された宮里藍の指導方針は?

まいじつ

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先日引退したゴルフの宮里藍が、東京五輪で日本代表のコーチに要請されるという。

「リオデジャネイロ五輪でコーチを務めた丸山茂樹プロも引き続きコーチを務める方針です。宮里が引退を表明した直後から、日本ゴルフ協会などがその知名度や海外で戦ってきた経験を生かしてしてほしいと、コーチ就任の可能性を探っていました。引き受ける意向も確認できたので、『要請する』と事前発表されたのです」(専門誌記者)

しかし、「宮里に教えられるのか?」といった声が一部から出ているようで、宮里の指導力に疑問を投げ掛ける意見があるという。

「宮里は、結果よりもプロセスが大事という理論の持ち主です。そのため、精神論や食生活、メンタル面でのモチベーション維持のための教育や哲学が多く、若い選手は理解できないのではないか、といわれています」(スポーツ紙記者)

宮里の愛読書は松井秀喜の著書

宮里が本気で後進の指導にあたった場合、教えるのはゴルフの技術だけではなさそうだ。プロとしての心構えは大切であり、それが世界でも通用した勝因だが、教わるほうの五輪候補も“プロ”である。アスリート論を議論することになれば、心構えから先の技術指導には及ばない危険性もある。

「宮里は元プロ野球選手の松井秀喜の著書を愛読しており、その影響を受けています。東京五輪だけの指導ではなく、候補選手の現役生活を全てサポートするのなら、プロセスを大切にする宮里の指導は最適なんですが、今回は一大会だけのコーチなので、そのあたりがどうなるか…」(同・記者)

メンタル要素の指導と技術指導のバランスが宮里コーチが成功するかどうかの鍵になりそうだ。

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