嵐・櫻井翔『先に生まれただけの僕』展開が重く第2話で大幅ダウン7.5%

デイリーニュースオンライン

Photo by Thomas Leuthard(写真はイメージです)
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 嵐・櫻井翔(35)が主演を務めるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第2話が10月21日に放送され、平均視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録。前回の10.1%から2.6ポイントも大幅ダウンとなった。

 本作は、商社の出向辞令で突然高校の校長となり、経営再建を任された若き商社マン・鳴海涼介(櫻井)が、たちはだかるさまざまな教育現場の現実とぶつかりながらも奮闘する新しい社会派学園ドラマである。

 第2話は、第1話で奨学金について説いて聞かせた生徒・加瀬龍之介(佐久間悠)が欠席していることを、鳴海が不登校ではないかと疑う展開に。教師・真柴ちひろ(蒼井優)は、会社の評価を気にしているような鳴海にあきれ顔。そんな中、鳴海は保健室で養護教員・綾野沙織(井川遥)から毎日腹痛で保健室に通う生徒がいることを聞かされる。綾野はその腹痛は「おそらく“メンタル”の問題では?」と話し、鳴海はその生徒の担任である及川祐二(木下ほうか)に生徒に話を聞くようにと指示をするが、及川はまったくやる気がない様子だった。また、真柴は欠席が続いている加瀬を心配して自宅を訪問すると、加瀬は鳴海に言われた奨学金のことを真剣に、そして前向きに考えているとわかったのだった。

 一方、保健室に通う生徒の件について、及川は相変わらずやる気がなく埒が明かない。鳴海は真柴に相談し、生徒に話を聞くことに。すると、その生徒の口から「スクールカースト」と呼ばれる学校内での特殊な人間関係からのストレスのせいだと、意外な腹痛の理由が語られた。いじめに発展する可能性もあると考えた鳴海は、職員会議で教師たちに「勉強以外に生きる上での大切なことを教えるのが教師」だと訴えかける。しかし、教師たちにはまったく響かず、及川から「私の仕事は数学を教えること」だと言われてしまい……。

 今回は、「スクールカースト」というリアルな問題に切り込んだ内容に。特に櫻井演じる鳴海が、学校の人間関係を社会での人間関係に置き換えて生徒に説くシーンは大きな反響を呼び、「今回のテーマは『スクールカースト』。昔からある問題に切り込んでてとってもいいドラマだと思う!」「翔くんのファンが見てるなら中高生もたくさんいるだろうし、問題提起することで中高生に直接語りかけられる!」「今学校にいる子が見てちゃんと考えてくれたらうれしい!」という声が多く寄せられた。

 しかし一方で、教育に関する社会問題をテーマにした重い内容に嫌悪感を持つファンも。「テーマが重くてドラマが気軽に見れない!」「翔くんが正論しか言わないから面白くなくて、2話は見ない……」などの声も。また、最近のドラマでは、放送後に話題となりTwitterのトレンドワードに上がることがあるが、同作にはそれが見られないと嘆くファンも多かった。

『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターを担当し、社会問題にも関心がある櫻井にぴったりな同作。だが、視聴率を考えるともう少し明るい内容を取り入れていったほうがよいかも。今後の展開に期待が高まる。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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