ビッグチャレンジへ向け日本代表始動 新コーチのもと防御面など重点的に (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 ビッグチャレンジを控えるラグビー日本代表が23日、福岡県宗像市で合宿を開始した。この秋、スター揃いの世界選抜、オールブラックスを倒したばかりのオーストラリア代表、過去7勝9敗と負け越しているトンガ代表、そしてワールドカップ準優勝3回という戦績を持つフランス代表に挑む。

 台風は過ぎていたが、時折、サニックス玄海グラウンド周辺の松の木が大きく揺れるなか、午後は約1時間半おこなわれ、就任したばかりのジョン・プラムツリー コーチが指導するディフェンス練習などを実施。

 布巻峻介は、「チームとしては新しいことにチャレンジしたりしているので、その確認をする日だった。楽しみと、どうなるのかなというフワフワ感がある。コーチ(プラムツリー)は、本当はいろいろ言いたいことはあるんでしょうけど、やることをしぼって、シンプルに僕らに伝えようとしてくれている。非常にやりやすい」と初日を振り返った。自身のポジションであるバックローの競争は激しいが、「ディフェンスだったり、頭を使うところだったり、身体を張るとか気持ちの部分では負けたくない」と意気込む。

 日本代表初選出のFL/LO姫野和樹は、「頭の中でクリアになっていない部分がたくさんある。まずは頭をクリアにしないとプレーできないので、このあとの時間もしっかり使って、まずはチーム戦術、チームのディフェンス、アタック、ラインアウトなど、しっかり頭をクリアにしたい」と語った。

 トップリーグの試合が終わってすぐの合流であり、ダメージを受けている選手についても考慮しながら宗像合宿をスタートさせたジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、「雰囲気はすごくいい。選手たちは注意深くいろんな物事に集中しているし、意欲が見えている。明日も練習があるのですぐ中に戻れと言っているが、いまもまだ外にいる」と、全体練習後、自主的に練習をしてストレッチをおこなっていた選手を見ながらそう語った。

 その選手のひとりが、主将に復帰したFL/NO8リーチ マイケル。指揮官は、「彼の態度と取り組みはすばらしい。全員からすごくリスペクトされている選手。

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