若狭勝氏“排除で大逆風”とボヤキまくるも世間は「自業自得」

アサジョ

若狭勝氏“排除で大逆風”とボヤキまくるも世間は「自業自得」

 10月22日開票された衆院選に、「希望の党」東京10区から出馬し惨敗した若狭勝氏。落選の結果が出た直後からニュース番組や情報番組などに多数出演。24日だけでも「ビビット」(TBS系)、「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「ひるおび!」(TBS系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)と出ずっぱり。

 各番組から若狭氏への質問は、おおむね「自身の落選と、希望の党惨敗の原因」だ。

 これに対し若狭氏は当初「小池(百合子都知事)さんの『排除』発言から風が変わったかも……」とやんわりボヤいていたが、その発言は徐々に「大逆風でした。アゲインストの風が吹いたと感じています」と変化。「とくダネ!」では「小池さんの排除発言で『引いた』という人も少なからずいた」と苦りきった表情。小池氏が「リセット」といって急遽代表についたことについても、「選管に希望の党の設立届を出す作業を私がしていた時点では代表の名前に小池さんの名前はなかった」と続けた。

 若狭氏は落選が決定した直後のマスコミ取材においても「立憲民主党ができたことで野党の票が分断された」「もう少し準備期間が長ければ違っていたのではないか」とボヤいていたが、時間が経つうちに矛先が明確に小池氏に向かったようだ。

 しかし、ネットの意見は痛烈だ。「華がない。運もない。男らしさもない。恨み節など意味がない」「自分の態度にも原因があることを分かってない」「自業自得」「己の意志のためならば、小池さんを踏み台にする気概なく近づいたことが間違い」「いきなり幹部になって驕り高ぶって出演したNHK討論会で馬脚を現した」など辛辣な意見が目立った。

 社会部記者も「若狭氏は、元検察官で東京地検特捜部副部長や東京高検検事、東京地検公安部長を歴任し弁護士となりました。2013年、参院選に自民党の比例区から初立候補したが落選。14年の衆院選では、自民党の比例東京ブロック単独で立候補し、初当選。けれども自民党員でありながら、都知事選で、党が推薦した増田寛也氏ではなく小池氏を応援して知名度を上げた人です。今回の選挙では、小池氏の熱烈な応援を受けながらも落選したのは、単に若狭氏自身に議員としての魅力がなかったからでしょう」と手厳しい。

 今後、小池代表が若狭氏をどう処遇するのか、注目される。

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