嵐の最新アルバムが売り上げ絶好調でも「嵐のような酷評」の中身とは?

アサ芸プラス

嵐の最新アルバムが売り上げ絶好調でも「嵐のような酷評」の中身とは?

 嵐の通算16枚目のアルバム「untitled」の売り上げが絶好調だ。Billboard JAPANが 10月23日に発表した「Top Albums Sales」によると、初動3日間で52万2813枚を売り上げ、50万枚を突破。初週累計69万617枚の好セールスを記録、週間アルバム・セールス・チャートの首位を獲得した。

 とはいえ、額面通りには受け取れないという。音楽誌ライターがタネ明かししてくれた。

「確かに今回のアルバムは昨年の同じ時期に発売された15枚目のアルバム『Are You Happy?』が65万352枚でしたから、4万枚近く記録を伸ばしたことになります。しかし、DVD付きの初回限定盤には、通常盤に収録されている、嵐メンバー2~3人が組んで歌う『ユニット曲』とボーナストラックの曲が収録されていない。当然ファンはダブった曲が入っていても初回限定盤と通常盤の2種類を購入し、それで売り上げが伸びるわけです。売り上げが増えたといっても、嵐ファンの数が激増しているわけではないんです」

 収録曲がダブっている2枚を買わざるを得ない、そのやるせない気持ちはCD販売サイトのカスタマーレビュー欄に如実に反映されているようで、その曲の仕上がり具合にも、酷評の「嵐」が吹き荒れている。コンサートで一緒に歌えないほど難しすぎる曲ばかり、“今時”なリズム演奏がうるさくて、5人の声が聞こえない、メイキング映像がなく、ロングインタビューでごまかした手抜き仕事、ソロがなくなり、ユニット曲でお茶を濁したなど、怒りのコメントがあふれている。

「年に1度のお楽しみだから、期待を裏切られた時のガッカリ感は半端じゃない。それでもいろいろ不平不満を書き連ねても、売り上げに貢献したいからとレビューの☆は5をつけるなど、健気なファンばかりです。アルバムごとに嵐のメインボーカルであるリーダーの大野智のクリスタルボイスが極端に減っているのも確かで、失望感を増幅させている」(嵐ウォッチャー)

 相葉雅紀が自身のラジオ番組で明かしたところによると、嵐メンバーへの連絡事項、スケジュール管理、新曲の音源などは各人のスマホに送られる。歌を入れて完成した曲がスマホに再送信されるので、そこで初めて自分の声がどう使われたか確認できるという。

 ソロ活動で多忙ゆえの措置かもしれないが、仮にもグループ。全員で作り上げたとは感じられない「やっつけ仕事」感を覚えさせるのは確か。ファンが嘆く原因はそこにもあるのだ。

(塩勢知央)

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