Hey! Say! JUMP山田涼介に外国人記者から罵声「キミは何しに来た?」

デイリーニュースオンライン

Photo by Kara Allyson(写真はイメージです)
Photo by Kara Allyson(写真はイメージです)

 ジャニーズが「新しい地図」のメディア戦略に押されていることで、その古い体質が浮き彫りにされ、国際的にも”時代遅れ”の烙印を押されつつある。

「Hey! Say! JUMPの山田涼介(24)が今月25日、第30回東京国際映画祭のオープニングイベントに出演したのですが、ジャニーズの古い体質が原因で赤っ恥をかかされたと『週刊女性』(主婦と生活社)が報じて、ファンの間で動揺が走っています」(週刊誌記者)

 東京国際映画祭といえば、国内外から有名スターや外国人記者を集めて行われる、いまやアジア最大の映画祭。山田は主演した『鋼の錬金術師』が栄えあるオープニング作品として上映され、レッドカーペットを歩いたのだが、取材方法をめぐって外国人記者たちと一悶着起きてしまったのだ。

「ジャニーズがここでも例の”肖像権”を主張し、気を使った配給会社が海外プレスに「山田の写真・動画をWEBに掲載することを禁止します」というお達しを出したんです。海外の取材陣たちとしてはまさに『Why?』だったようです。しかもスタッフが日本の雑誌がWEBでやってる『ジャニーズタレントの写真』だけ墨塗りして掲載する方法を細かく説明したものだから、一部の海外プレスが『日本の芸能界のリーディングカンパニーは時代遅れの暴君だ』と憤慨したというんです」(週刊誌記者)

■山田涼介に罵声「何のためにキミは映画祭に来たんだ?」

 たしかに「取材に来てくれ」と言われてはるばる日本の六本木くんだりまで来たのに「写真は載せるな」では、外国人記者が怒るのも無理ない。だが、騒動はそれだけではなかった。

「山田が共演の本田翼(25)、監督の曽利文彦(53)らとレッドカーペットを歩いた時、ファンたちに写真を撮られることを嫌って、テレビカメラのそばから離れなかったんです。映画祭の主旨の一つにはファンと写真を撮ったり、サインをしたり、広くファンと交流することも含まれている。しかも国際映画祭を謳っているから、海外のプレスや配給会社には特にサービスしてアピールするのが常識です。憤慨した外国人記者の一人は、山田に『じゃあ、何のためにキミはここに来たんだ? 映画祭に来る必要はないんじゃないか?』とまくしたてていました」(同記者)

 ジャニーズの振りかざす肖像権、「写真はネットでは使わせない」という「特例」は日本では一応は定着している。だが、国際舞台や国際映画祭でそれを押し通せば、日本の「恥」である。しかし、どうやらジャニーズ事務所には、木村拓哉(44)が参加したカンヌ国際映画祭で大失敗をしたトラウマがあるようなのだ。

■カンヌ映画祭で出回ったキムタクの”加齢”写真

 別の女性誌記者は、今回のジャニーズの過敏な「肖像権規制」の背景には木村拓哉のカンヌでの大失敗があると語る。

「じつは今年の5月に木村が主演映画『無限の住人』で第70回カンヌ国際映画祭に乗り込んだ時には、ジャニーズの『写真は使わせない』というワガママはいっさい通用しなかった。当然のように海外プレスは写真を撮りまくり、それぞれ自社のWebメディアに掲載した。しかし、木村のそれらの写真は国内で出回っていたオフィシャルのものとは違い、加齢が目立ち、外国人と並んだ時の背の低さや頭身のバランスがハッキリ映ってしまうという残酷なものだった。今回の山田の過剰な対応もその時の大失敗を繰り返さないための対策だったのでしょう」

 ハリウッドスターでさえ、カメラを意識していない時には気の抜けた顔のガッカリ写真が出回ってしまうことはある。だが、彼らもスターの有名税と割り切り、肖像権を振りかざしての掲載規制に乗り出すようなことはしない。日本の映画コンテンツを世界市場に売り出そうとする現在、ジャニーズのワガママは同事務所のタレントだけではなく、日本のエンタメの飛躍を阻害しかねない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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