嵐・櫻井翔『先に生まれただけの僕』第3話で10.5%に大幅アップの要因は?

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Photo by  ai3310X(写真はイメージです)
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 嵐・櫻井翔(35)が主演を務めるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第3話が10月28日に放送され、平均視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録。前回の7.5%から3.0ポイント大幅アップした。

 本作は、商社の出向辞令で突然高校の校長となり、経営再建を任された若き商社マン、鳴海涼介(櫻井翔)がたちはだかるさまざまな教育現場の現実とぶつかりながらも奮闘する新しい社会派学園ドラマである。第3話は、退職した及川祐二(木下ほうか)の代わりに教壇に立つと宣言した鳴海だったが、教育実習の経験があるとはいえ、授業の準備に悪戦苦闘していた。そんな中、生徒がコンビニでスマートフォンを使い漫画の盗み撮りをする、いわゆる“デジタル万引き”をしたという連絡が入る。会社員としての立場を気にして穏便に済まそうとする鳴海に対して、万引きをした生徒の担任である真柴ちひろ(蒼井優)は呆れ顔で自分に処理を任すよう鳴海に話す。

 そしていよいよ、鳴海が教壇に立つ日がやってきた。他の教師たちが“お手並み拝見”とばかりに見学に訪れる中、鳴海が取り入れたのはアクティブ・ラーニングと呼ばれる、生徒同士で教え合う形の授業方法。はじめは生徒たちの反応もよく盛り上がるが、次第に不協和音が見られ、結局うまくいかずに終わってしまう。さらに、授業が終わり1人の生徒が「社会に出ても使わない数学を何のために勉強をするのか?」という質問を投げかけたところ、鳴海はその質問にうまく答えることができなかった。この質問の余波は、他の教師の授業にも。同じような質問を投げかける生徒が続出したため、教師たちは鳴海に対して怒り心頭だった。

 落ち込む鳴海のもとに、英語教師の島津智一(瀬戸康史)がやってくる。実は彼、アクティブ・ラーニングのノウハウをアメリカで学んでいたスペシャリストだったのだ。しかし、今までの校長からは実践することを認めてもらえなかったという島津に、鳴海はアクティブ・ラーニングの授業をするようすすめ、実行させた。そんな島津の見事なアクティブ・ラーニングの授業を見て、鳴海は感心し、生徒からの「何のために勉強をするのか?」という質問の答えを自分なりに導き出す。そして全校集会を開き、鳴海は会社員としての証しである社員バッジを外し、教師の立場で臨むのだった……。

 今回は、「何のために勉強をするのか?」という生徒からの質問に対して、真正面から向き合った鳴海が描かれた。「私が日々、子どもから浴びせられる疑問に答えてくれる素晴らしいドラマ! 子どもにも見せたい!」「全校集会で言った鳴海校長の『なぜ数学の勉強をしなければいけないのか?』の回答が心に刺さりました!」「普段から疑問に思っていたことが少しわかった気がします」と、ファンだけではなく子を持つ親の心にも響く回となったようだ。

 また、第1話は奨学金問題、第2話はイジメといった重いテーマを扱っていたが、今回は誰もが一度は考え質問したことがあるであろう、普遍的な疑問をテーマにした。家族でも見られる内容だったためか、本作の過去最高視聴率を記録している。

今回、鳴海の後押しのおかげで島津が“覚醒”し、それを見た他の教師たちも少しずつ変化しはじめた。次回は本格的な学校改革に乗り出す鳴海だが、会社と学校、そしてプライベートとの板ばさみにあい苦境を迎えそうな予感。今後の展開に注目したい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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