ローラ家族の”芸能プロごっこ”で企業26社が大混乱…億単位で違約金の可能性も

デイリーニュースオンライン

インスタグラム:ローラ(@rolaofficial)より
インスタグラム:ローラ(@rolaofficial)より

 ローラ(27)がかねてより関係悪化が噂された所属事務所LIBERAと決別し、新事務所とともにタレント活動を再開していることが、2日発売の『FRIDAY』(講談社)に報じられた。ローラは今年6月に「ローラ最近裏切られた」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」と意味深なツイートをして波紋を呼んだ後、8月には「10年奴隷契約」を盾にした事務所に、ギャラ配分をめぐり苦しめられていると『週刊文春』(文藝春秋)が伝えていた。

「ローラといえば、いまだ契約企業26社を抱える芸能界のCM女王。その彼女からクライアント企業向けへ、一方的に独立宣言ともとれる書面が送りつけられてきたのです。『LEBERAに契約解除を通知し、無関係となる』『これからはこちらに連絡ください』などと全面対立していく姿勢を強気に伝える内容でした」(週刊誌記者)

 新事務所の名はローラの愛犬「モカ」の名をもじった『MOKA BEAR』。事務所の代表取締役は「いつも心から支えてくれる」とインスタグラムで伝える双子の兄だ。ローラはすでに撮影現場に母親と現れたり、兄と大手商社を営業訪問したり、家族とともに活動を開始し始めている。だが、このローラの暴走に契約している大企業らが悲鳴をあげているというのだ。

■スポンサー企業の本音「家族経営の素人芸能プロとの契約は無理」

「ローラが契約してるのはユニクロやコーセー、ライオン、ユニ・チャームなど一流どころのナショナルクライアントばかり。ある企業の広報部にローラの兄から電話があったのですが、”タメ口”でこそないものの、話し方はローラ譲りの頼りない日本語で、とてもビジネスパートナーにできる感じではなかったといいます」(広告代理店関係者)

 ローラの兄のリョウはモデルをしながら、コンピューター関連の仕事をしていたというが、芸能マネジメントや広告の契約に明るいわけではない。ローラに限らず所属事務所の法外な搾取にに耐えきれず、独立してファミリー経営の個人事務所にチャレンジして大失敗した例は、鈴木亜美(35)や絢香(29)をはじめ芸能界には数多くある。ローラの場合も当然のように同じ失敗が危惧されている。

「別のある企業では『マネジメント経験のない家族経営の”芸能プロごっこ”では、数千万ものギャラに見合ったプロモートができない』と契約継続を見合わせる動きもある。前事務所との契約履行はどうなるのか、支払い窓口はどうするのかなど事務処理も不安だらけで、どの社も大混乱。もし、ローラがLIBERAとモメて裁判沙汰にでもなったら、CMクライアント側としてもイメージダウンは計り知れず、その損害は甚大なものになる。今後、ローラは数億単位の契約違約金を背負う可能性があります」

 癒着、忖度、枕営業、そして奴隷契約……。芸能プロのネガティブな部分ばかりが取り沙汰される昨今。リスクを抱えながら独立しようとするヒロインに追い風は吹くのだろうか。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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