おもしろTシャツが「ダダ滑り」悩む高梨沙羅

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

全日本スキー連盟が10月31日に有力選手による合同記者会見を開き、スキージャンプ女子の高梨沙羅は開催まで100日を切った平昌冬季五輪にかける意気込みを明かした。本格的なシーズンを前に「まずはいいスタートを切れるよう…」と表情を引き締めたが、解消されない悩みがあるという。

「高梨はメッセージ入りのTシャツを好んで着ていますが、なかなか取り上げてもらえません」(体協詰め記者)

ジョークや気の利いた文言を記したTシャツといえば、MLBのフロリダ・マーリンズに所属するイチローだ。春季キャンプ中に練習場へ赴く際、日替わりでユニークなTシャツを着てくる姿はスポーツニュースでも取り上げられることが多い。だが、高梨も好んできていたとは初耳だ。しかし、冬季スポーツの取材担当者たちによれば、「胸のところに大きく縦に“ズルイゼ”と書かれたTシャツ姿でいるのをよく見掛ける」とも話していた。

「ズルイゼと書かれたTシャツで取材に臨んだことも多々あります。Tシャツのことを聞くと“ゼ”の文字が郷里の北海道の地形に似ているので、特に気に入っているとのことでした」(関係者)

また、頃合いを見計らって、「ズルイ質問は受けませんよ」と自らTシャツのことを話題にするもあるそうだ。しかし、ニュースになるまでには至っておらず、あまり記者たちからの受けもよくない。この状況について、取り巻きのスタッフに「イチローさんとどこが違うんですかね?」と、質問したこともあるそうだ。

「高梨は優等生、真面目というイメージが強いからでしょう。仮にですが、若手時代のイチローがユニークTシャツを着ていても、さほど話題にはならなかったと思います。ユーモアが似合うキャラと年齢にはバランスがあるといえるでしょう」(前出・記者)

平昌五輪で金メダルを獲得したあかつきには、ぜひお気に入りのTシャツを着てインタビューを受けてもらいたい。

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