日馬富士「暴行事件」八百長問題以来の大激震! (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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一部報道で暴行疑惑を報じられた大相撲の横綱の日馬富士(伊勢ケ浜部屋)が11月14日、幕内の貴ノ岩(貴乃花部屋)への暴行を認めた。この日、朝稽古を終え「このような貴ノ岩の怪我については貴乃花親方、貴乃花部屋、貴乃花部屋後援会の関係者の皆様、相撲協会、うちに部屋の親方に大変迷惑を掛けたことを深くお詫び申し上げます」と頭を下げて謝罪した。

九州場所を初日から休場している貴ノ岩は前日、「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」の診断書を提出した。

関係者によれば、暴行は秋巡業中の鳥取でモンゴル出身力士が集まった宴席で行われたという。酒に酔った横綱が貴ノ岩の態度に激怒し、ビール瓶で何度も殴打し、重傷を負わせたという。

日馬富士は12日から始まった九州場所で2連敗後、休場を発表している。

「横綱審議委員会や審判部の判断を仰がないといけませんが、このままだと日本相撲協会が引退を勧告する可能性が濃厚でしょう。かつての横綱、朝青龍も一般人との暴行事件で引退に追い込まれています。朝青龍が許されなくて、日馬富士が許されるということはありません」(相撲ジャーナリスト)

日馬富士は両膝、両肘に痛みを抱えながらも、先場所では先行する豪栄道を逆転しての優勝を果たし、多くの相撲ファンが感動を呼んだ。

「今場所は気持ちが乱れて、押されると抵抗できない場面が目立っていました。心技体が全く整っていないと思っていたら、こうした事件を起こしていたとは…。平幕ならともかく、手本となるべき横綱が暴行事件を起こしたとなれば、よみがえるのは八百長問題で粛清ムードになったあの悪夢です」(同・ジャーナリスト)

このまま引退か

日本相撲協会は同日、九州場所を開催中の福岡国際センターで緊急会合を開き、日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)を呼んで事情聴取した。

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