武井咲のせいではなかった!ディーン・フジオカ初主演ドラマの低迷原因

アサジョ

武井咲のせいではなかった!ディーン・フジオカ初主演ドラマの低迷原因

 ディーン・フジオカにとって民放連続ドラマの初主演作となった「今からあなたを脅迫します」(日本テレビ系)が視聴率に苦戦している。

 日本テレビの日曜10時枠はもともと平均視聴率7~8%の作品が多く、決して2ケタ視聴率を期待される枠ではない。しかしふたを開けてみたら同ドラマは第4話終了時点で平均6.5%と低迷しており、この調子では5%台陥落もあり得る状況だ。

「当初は、ヒロインの武井咲が妊娠していることで様々な制約ができ、ディーンの足を引っ張っているという論調が目立ちました。ただそれは、後付けの理由に思われますね。視聴率低迷の根本原因は、コミカルとシリアスのどちらにも振り切れていない中途半端な脚本や演出ではないでしょうか。ディーンの良さを活かそうとするあまり、要素を詰めすぎて焦点がぼやけるという典型例かもしれません」

 コミカルとシリアスを取り交ぜたドラマといえば、放映中の綾瀬はるか主演「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)も同様のはず。ただこちらは平均12%台と好調で、視聴者の評判も上々だ。視聴率が倍近く違う、この差は何なのか?

「『奥様は~』で綾瀬は元特殊工作員役を演じており、痛快なアクションシーンが視聴者にも好評です。対してディーンはボクシングや中国拳法に通じており、作中にもアクションシーンがあるものの、見どころと呼べるまでには至っていない。そもそも彼が暴れるシーンに武井の妊娠は関係ないわけで、結局はディーンがその魅力を発揮できていないのです」(前出・テレビ誌ライター)

 制作側もそれに気づいたのか、11月19日放送の第5話ではディーンと鈴木伸之の一騎打ちシーンが放送されるという。ここでどれほど華麗なアクションを披露できるか。ディーンにとって正念場となりそうだ。

(白根麻子)

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