ホンダがトップチャレンジリーグで首位キープ CTB朴がキックで支える (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 2017年、トップリーグ昇格をかける新しいリーグ。地域リーグから8チームが参加した「トップチャレンジリーグ」もファーストステージ終盤を迎えている。

 セカンドステージAグループで競う4強にはすでに、1年で復帰を目指すHonda HEAT(ホンダヒート)、日野自動車レッドドルフィンズ、三菱重工相模原ダイナボアーズ、九州電力キューデンヴォルテクスが入った。

 11月19日、ここまで5戦全勝(勝点25)の首位ホンダは、3位の三菱重工相模原と対戦した。前半こそ三菱の抵抗を受けたが後半に差を広げ、50-27で6連勝(勝点30)とした。

 ホンダの躍進を支えているのが、今季からCTBの12番を背負う朴成基(パク・ソンギ/2015年入団。大阪朝鮮高~帝京大)だ。

 朴は、この試合でトライ後のコンバージョン(G)6本とPG1本を決め、15得点を稼いだ。6試合すべて80分間フル出場し、101得点(49G 1PG)の結果を残している。

「今年はCTBを任されているので、その仕事を全うしたい」

 本職は高校時代からSO。昨季トップリーグではSOとして14試合に出場し、65得点で得点ランキング15位タイだった。今季はSOにスーパーラグビーのレベルズからジャック・デブレチェニが加入し、ポジション変更となった。

 「SOとは間合いが違うので、最初はできるかな、と。今はCTBからSOにこうして欲しいと要求できる。徐々にSO経験が役に立ってきた。ジャックも動きやすいところにボールを放ってくれる」と信頼関係ができている。

 社会人3年目になり、ラグビーに取り組む姿勢も変化を遂げているという。

「1年目、2年目は周囲に支えられていただけ。中堅にさしかかって日ごろから若手にも話すなど、次はチームを支えていこうと」

 トップチャレンジリーグ開幕戦と2戦目、キッカーはジャックが担っていた。朴は2試合ともジャックがトライ後のGからキッカーへ。3戦目からはキッカーを任された。その試合、中国電力戦は15トライ14Gで103-0。第4戦の中部電力戦は23トライ20Gと、2試合で実に34G、68得点を右ブーツでもたらした。

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