事故には厳しいが不貞には甘い?板尾創路の釈明会見で見えた吉本の企業体質

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事故には厳しいが不貞には甘い?板尾創路の釈明会見で見えた吉本の企業体質

 お笑い芸人の板尾創路が、グラドルとの不貞疑惑について釈明した。板尾は11月19日の舞台出演後に報道陣の取材に応じ、「家族には怒られて、謝って、お許しをいただいた」と釈明。しかしグラドルと入ったホテルで何があったかについては「ご想像にお任せします」と明言を避けた。この説明について週刊誌記者が訝る。

「家族には謝った、でも大したことはしていない──これって8月に不貞疑惑で謝罪会見した宮迫博之とまったく同じ釈明です。いい大人の男女がホテルに入って何もしないなんて言い訳が通用するはずもないのですが、実際に宮迫はそれで押し通しましたし、今回も同様ではないでしょうか。後輩の千原ジュニアが『何もなかった可能性もゼロじゃない』と援護射撃するなど、事務所ぐるみで擁護する姿勢も目立ちます」

 宮迫に続いて板尾もとなると「吉本は身内には甘い」との評判が立つのも無理はない。ただ、どんな件でも所属芸人を甘やかしているわけではないというのだ。

「昨年12月にNON STYLEの井上裕介が当て逃げ事故を起こした時は即座に活動自粛処分を下し、復帰までは3カ月以上を要しました。インパルスの堤下敦は10月の追突事故で謹慎処分となり、二度目の交通違反ゆえに復帰は絶望的との観測も。そして5月に酒気帯び運転で逮捕されたガリガリガリクソンはいまだに活動停止中です。このように不貞には甘いものの、交通事故にはめっちゃ厳しいのが吉本らしさのようです」(前出・週刊誌記者)

 レッキとした警察沙汰でもある交通事故には素早く対処する吉本だが、あくまで倫理面の問題である不貞には今でも「芸の肥やし」という旧態依然とした扱いなのかもしれない。

(白根麻子)

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