「陸王」視聴率爆発の鍵を握る山崎賢人と竹内涼真の揃い踏みシーン
回を追うごとに視聴率を上げている絶好調ドラマ「陸王」（TBS系）。19日に放送された第5話の平均視聴率は16.8％、自己最高記録を更新した。役所広司演じる老舗足袋業者「こはぜ屋」4代目社長の涙が感動を呼んでいるが、その息子役を演じる山崎賢人の演技も、にわかに注目されている。
「家業に懐疑的で反抗的だった山崎演じる大地が、第5話では様変わり。寺尾聰演じる顧問の飯山が暴漢に襲われ戦線離脱すると飯山に代わってソール開発に孤軍奮闘、就職の面接をキャンセルして『最後までやり遂げたい』と言って戻ってくる山崎の姿に、感動の声が寄せられました。視聴者からも『たくましくなったね』『もう立派な5代目だ』『役所広司に励まされ目を腫らすシーンはよかったな』という声が上がっています」（テレビ誌記者）
放送開始時にアップされる山崎自身のインスタグラムも話題となっている。第2話放送時にアップされた撮影現場のオフショットには、ひと晩で25万を超える“いいね”が集まり、第5話放送時にアップした小藪千豊との写真も、26万“いいね”を記録。
「山崎は、映画『一週間フレンズ。』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『斉木楠雄のΨ難』などマンガの実写版に多く起用され、マンガ的な演技が求められたせいか、これまでは演技下手だと言われてきました。今回の『陸王』での熱い演技が評価を変えるかもしれませんね」（前出・テレビ誌記者）
「陸王」では、もう一人のイケメン俳優で“視聴率王子”とも言われる竹内涼真との共演にも期待が集まっている。
「竹内涼真演じるランナー茂木に四代目陸王を手渡し、『こはぜ屋を信じてください』と言って頭を下げるシーンに感銘を受けたファンが多かったようです。今後はイケメン2人が揃い踏みするシーンも増え、さらに視聴率アップが望めるのでは」（前出・テレビ誌記者）
後半戦に向けてますますヒートアップする「陸王」。そのカギを握るのは山崎の熱い演技だ。
（窪田史郎）
