【スペイン】アンダルシアの断崖絶壁の町・ロンダで最高の絶景に出会う町歩き (1/3ページ)
日本ではあまり知られていないものの、「断崖絶壁の町」としてスペイン人のあいだで高い人気を誇るのがロンダ。
スペイン南部・アンダルシア地方に位置するロンダは、ロンダ山地を流れるグアダレビン川の浸食によって生まれた深い峡谷の上に築かれた町です。
切り立った断崖絶壁の上に建てられた家々や、はるか彼方まで広がる原野・・・息を呑むほどに壮大なロンダの風景の数々は訪れる人々を魅了してやみません。
いたるところで絶景に出会えるロンダのなかでも、とっておきの景色が楽しめる4つのスポットをめぐってみましょう。
・ヌエボ橋
ロンダのシンボルが、旧市街と新市街をつなぐヌエボ橋。18世紀に完成した石橋で、「新しい橋」の意味をもつ「ヌエボ橋」という名前は、16世紀にこの下に架けられた「ビエホ橋(古い橋)」との対比から付けられました。
およそ100メートルの高さがあるヌエボ橋の下には深い谷が待ち受けていて、谷から這ってきた巨人のような岩の上に白い家々が並んでいます。その光景のあまりの迫力は、現実離れして感じられるほど。
どこからでも素晴らしい景色が楽しめるヌエボ橋ですが、新市街側から旧市街に向かって橋を渡りきった左側には展望台があり、波打つようなカーブを描く巨岩と白い家々が織り成す驚くべき風景が楽しめます。