人間の心の謎について驚きの事実を暴いた8つの心理・社会実験(※追記あり) (8/10ページ)

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 教師(被験者)はこれにひどすぎると抗議する。だが、実験者である権威的人物が続行を促すと、電気ショックを与え続けるのだ。その結果、教師役の被験者の65パーセントが致死レベルである450ボルトまで与え続けた。

 つまり通常の人は、それが何の罪もない人を殺してしまうような行為であっても、権威的人物が出した指示に従う可能性が高いということだ。権威への服従は、人間の心に植え付けられているようだ。

※追記(2017/12/07)ただしこの実験は、生徒との隔絶の差等、同様の閉鎖環境でも個々の細かな要素によって結果の変動が大きく、類似する実験ではまったく違う結果になり易い事から、その影響が過剰に喧伝されているという批判の声もあったとwikipediaには記載されているが、その出典元は明らかになっていない。・8. 自動車の衝突実験(記憶の改ざんを証明する実験)


[画像を見る]

article source:simplypsychology

 1974年、ロフタスとパーマーは、質問によって出来事の記憶が改ざんされることを証明する実験を行なった。

 ロフタスらは、さまざまな質問の仕方を通して被験者に車の速度を推測してもらった。この類の推測は大抵の人が苦手とするもので、それゆえに示唆された内容を受け入れやすくなる。
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