博多の道が石畳風に! 福岡市「旧市街」プロジェクトを発表

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石畳風の舗装で街並みを整える(画像は整備イメージ)
石畳風の舗装で街並みを整える(画像は整備イメージ)

福岡市の博多区が、今後の開発により石畳を基調にした歴史を感じさせる街並みに変わっていきそうだ。


石畳風の舗装で街並みを整える(画像は整備イメージ)

2017年12月5日の定例会見で福岡市の高島宗一郎市長は、聖福寺や櫛田神社といった寺社が並ぶ歴史ある土地であることを生かした「旧市街」を目指し、同地の魅力をより広く発信していくと発表した。

歴史を感じられる街並みを目指す

高島市長は会見で、

「海外の都市の観光ガイドブックを見たら必ず旧市街、新市街がある。これはグローバルスタンダード。こうした取り組みを続けることによって1つの街並みが形成されれば、10年後の福岡の観光ガイドブックには海外の人にも分かる『旧市街』という形でアピールすることができる」

と、長い年月をかけて歴史的資産を活かしていくことと、旧市街形成の重要性を訴えた。

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プロジェクトの背景には、地元住民からも「昼間は行くところが無い」と声が上がるなど、博多の歴史的な建造物への関心が薄い現状があったという。

現在は普通の道路が走っている博多区だが、石畳での再舗装を始めとする街並みへの取り組みを通して歴史を感じさせる「旧市街」へと展開して寺社を繋げ、観光客と地元住民にとって魅力的な街づくりを目指すと語った。

まずはその第1弾として、旧市街形成の拠点となる出来町公園のリニューアルが2017年12月11日に行われ、また、民間事業者と協力して観光バス乗降場や休憩所といった観光拠点施設の整備を進めると発表した。

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