サントリー4強確定! トヨタとヤマハは2位死守、リコー、神鋼、コムも追走 (2/3ページ)

ラグビーリパブリック

 トヨタ自動車は8勝3敗(勝点38)、NTTドコモは4勝7敗(勝点17)となった。

 そのトヨタ自動車を2ポイント差で追う神戸製鋼は、兵庫・神戸ユニバー記念競技場でおこなわれた近鉄との阪神ダービーを39-22で制し、5試合ぶりの勝利となった。

 序盤にSOイーリ ニコラスが中央を抜けて先制した神戸製鋼は、16分、敵陣深くでアドバンテージをもらうと、CTB山中亮平が右へロングパスを放り、大外にいたWTB林真太郎がコーナーにフィニッシュ。PGでも加点し、17-0とした。

 追う近鉄は29分、自陣でのスクラムで押し込みターンオーバーしたあと、NO8イオプ・イオプアソがビッグゲインし、たたみかけ、FBセミシ・マシレワがゴールラインを割った。

 しかし後半も神戸製鋼のペースは変わらず、46分、ディフェンスでボールを奪い返し、カウンターでWTB大橋由和がトライ。56分にはCTB山中がインターセプトから60メートル走り切り、リードを広げた。

 近鉄は60分にFLトンプソン ルークが切り込みWTB島直良のトライを演出したが、神戸製鋼は74分、ゴール前の密集からピックアップしたPR山崎基生がインゴールに突っ込み、77分には近鉄のパスが乱れたところを見逃さなかったCTB正面健司がゴールに持ち込み、勝負あり。

 神戸製鋼は7勝1分3敗(勝点36)、近鉄は3勝8敗(勝点13)となった。

 トヨタ自動車と神戸製鋼を追うNTTコミュニケーションズは、秩父宮でキヤノンに8-3で競り勝ち、4強入り(レッドカンファレンス2位)への望みをつないだ。

 0-3で後半を迎えたNTTコムは55分にPGで同点。そして67分、敵陣中央22メートルライン手前のスクラムからの攻撃で、SO小倉順平がディフェンス裏にボールを蹴り出し、CTBシェーン・ゲイツが足にかけてインゴールに転がったボールを自ら押さえ、勝ち越した。

 キヤノンは70分にWTBホセア・サウマキがゴール左に迫ったが、NTTコムは3人がかりで外に押し出し、トライとはならず、その後もリードを守り切った。

 NTTコムは6勝1分4敗(勝点29)、ホワイトカンファレンスのキヤノンは4勝7敗(勝点19)となった。

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