視聴リタイア続出「民衆の敵」月9視聴率ワーストへ

まいじつ

視聴リタイア続出「民衆の敵」月9視聴率ワーストへ

篠原涼子主演のフジテレビ“月9”ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』で、継続視聴をリタイアする人々が続出しているという。

初回放送の平均視聴率9.0%で、今年1~3月期に放送された西内まりや主演の『突然ですが、明日結婚します』の同8.5%以来になるひと桁スタートだった。その後の各話平均視聴率は7.1%、7.5%、7.6%、6.9%、6.5%と推移し、12月4日放送の第7話では5.8%まで落ち込んでいる。この第7話は、『突然ですが、明日結婚します』第6話の5.0%以来、月9史上でワースト2位の数字だ。

第7話では、市長となった佐藤智子(篠原涼子)が、テレビのドキュメンタリー番組などを使ってアピールをしつつ福祉政策を進める。智子の市民からの人気は急上昇するが、裏では副市長に前田康(大澄賢也)、秘書は富田恭一(渡辺いっけい)と、大物市議会議員の犬崎和久(古田新太)が決めた人事を受け入れ、あおば市議会は犬崎派が牛耳る形となっていた。

「この犬崎と佐藤市長が途中から仲違いして権力闘争を始めるという流れに、視聴者がうんざりしているのです。政治の世界はきれいごとだけでは済みませんが、佐藤市長が“市議会のドン”の犬崎と渡り合う光景は、もはや見ていられないほどの泥の掛け合いになっていきます」(テレビ雑誌ライター)

ドラマで「泥沼の政争」は見たくない

佐藤市長は自分の思い通りに物事が進んでいかないことに憤り、突然、副市長以下スタッフを解任するクーデターを行う。もしも現実にそんなことをしたら市役所職員の反感を買い、ストライキが起きかねないだろう。

視聴率が低迷している理由には「ただでさえ現実で政治の泥沼をニュースなどで見せつけられているのに、ドラマ内でも見たくない」という意見が多いからだ。

SNSでも《話が飛躍しすぎてついていけない》、《なんでそんなに人事がころころ変わるのか》、《これで高橋一生が副市長になったら、違うドラマになるだろう》などという辛辣な投稿が相次いでいた。

もはや視聴率回復が見込めそうもないこのドラマは、放送回を重ねるごとに不愉快さをまき散らしているようだ。このドラマ自体が“民衆の敵”なのかもしれない。

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