前田敦子がウザすぎる?『民衆の敵」第8話は5.3%急落で”月9ワースト”目前に

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前田敦子がウザすぎる?『民衆の敵」第8話は5.3%急落で”月9ワースト”目前に(写真はイメージです)
前田敦子がウザすぎる?『民衆の敵」第8話は5.3%急落で”月9ワースト”目前に(写真はイメージです)

 篠原涼子(44)が主演を務める『民衆の敵」(フジテレビ系)第8回が11日に放送され、平均視聴率5.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。5%台に突入してしまった前回よりもさらに0.5%ダウンし、「月9ワースト」ともささやかれている。かつての勢いがないとはいえ、月9ドラマ、しかも豪華キャストをそろえているのにこの数字はあまりにも寂しい。しかも、政治ドラマでありながら、これまで説得力に欠けるエピソードばかりの本ドラマは、やはり失敗作と言わざるを得ない。

 第8話では、智子(篠原涼子)のクーデターに反抗した犬崎(古田新太)派が圧力をかけ、役所の職員らに仕事をボイコットさせる。また、智子の夫である公平(田中圭)と和美(石田ゆり子)の不倫疑惑がスクープされてしまい、智子は記者からの質問攻めにあう。犬崎は智子に和解を提案し、もし拒否するのであればリコールすると告げる。ニューポート計画反対派を懐柔させた犬崎は、少しずつ智子を窮地に追いつめていく。

 しかし、この状態を「いじめ」と感じた未亜(前田敦子)は、役所の職員を集め、智子に演説させる。職員の支持を得た智子は自信を取り戻し、和解を突っぱねるのだった。そして、藤堂(高橋一生)は副市長になることを決意する。

 最終回まで残すところ2話となったが、今回視聴者に最もインパクトを与えたのは、和美が友人の精子提供を受けて、あかね(野澤しおり)を生んでいたという点だろう。和美をバツイチのシングルマザーと予想していたのに、想像のはるか斜め上を行く展開にただただ驚くばかりであった。

 しかし、なぜそんなことをしたのか、どうにも理解しがたい。「結婚はしないけれど、もしも自分に何かがあったとき、あかねの面倒を見てくれる男性が欲しかった。だから精子バンクではなく、友人に精子提供をお願いした」と言っているが、自分勝手すぎるのではないだろうか。

 そもそも戸籍上は他人の精子提供者が、和美に何かあったときに本当にあかねの面倒を見てくれるのだろうか。こんなにも重大な事実を、初対面の公平の母親にいきなり告げる展開といい、相変わらずこの辺りには、脚本の甘さが見受けられる。

 和美の告白も衝撃だったが、今回は未亜の出番が目立つ回でもあった。これまで日和見主義を貫いていた未亜だがいじめられていたかつての自分を思い出し、初めて犬崎に反対し、智子につくことを決める。

 前田敦子の演技は以前より上達したと感じるが、テレビの視聴者に向かって語り掛ける演出は、「視聴者はわからないだろうから、教えてあげる」という上から目線な印象で、どうにもイラっとしてしまう。初回から何度もこの演出は見られたが、今回はこの演出が5回近く続き、どうにも気になって未亜の変化に集中できなかった。せっかく演技がうまくなっても、こんな役どころではまた好感度が下がってしまわないか心配だ。

 次回は、今週のラストで犬崎の前に現れたデリヘル嬢が、どんな行動を取るのかが気になってならない。藤堂との関係を暴露するのか、それともかたくなに否定するのか…。訪れる最大のピンチに、智子や藤堂がどう立ち向かうのか注目したい。

文・Harumaki

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