神戸製鋼とリコーが優勝争いから脱落 東芝は7連勝で最終節に望みつなぐ (1/3ページ)

ラグビーリパブリック

 ジャパンラグビートップリーグは12月17日、第12節の4試合がおこなわれ、神戸製鋼とリコーが敗れて優勝争いから脱落した。

 レッドカンファレンス3位だった神戸製鋼はサントリーに7-24で屈し、総勝点36のままで同2位トヨタ自動車との6ポイント差を縮めることができなかったため、残り1試合では上回ることはできず、日本選手権大会(兼 トップリーグ1位~4位決定トーナメント)への出場権を逃した。勝点51(11勝1敗)となったディフェンディングチャンピオンのサントリーは同カンファレンス1位通過で日本選手権に出場する。

 ホワイトカンファレンス3位のリコーは同首位のパナソニックに7-50と完敗し、勝点39(8勝4敗)から伸びず、前日に勝点46としていたヤマハ発動機の2位が確定した。ヤマハは準決勝でサントリーと対戦する。

 東京・秩父宮ラグビー場でサントリーに挑んだ神戸製鋼は、引き分け、または敗れてもボーナスポイントを2点追加すれば、最終節のトヨタ自動車との直接対決に望みをつなげたが、連覇を狙う前王者はつけ入るすきを与えなかった。

 先制したのは神戸製鋼。前半3分、ラインアウトからモールで押し込みHO木津武士がインゴールに押さえた。

 しかしサントリーは13分、スクラムからの攻撃でテンポよくボールを動かし、WTB江見翔太、FLツイ ヘンドリックと好走が続いたあと、追加入団したばかりでこの試合がトップリーグデビューとなったオーストラリア代表のNO8ショーン・マクマーンがゴールに持ち込み、流れを変えた。

 PGで勝ち越したサントリーはさらに28分、またもスクラムからの攻撃で、SOマット・ギタウが抜け出し、WTB江見につないで追加点。30分にはラインアウト後、NO8マクマーンが力強い走りでゲインし、すばやいリサイクルからCTB村田大志が壁を突破、SOギタウにつなぎ、3連続トライとなった。

 後半は両チームとも無得点に終わり、神戸製鋼は2012年度から続いていた4強入りを逃した。

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