ドイツ屈指のリゾート地にあるメーアスブルクの古城で中世騎士の息吹を感じる (1/3ページ)

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ドイツ屈指のリゾート地にあるメーアスブルクの古城で中世騎士の息吹を感じる

ドイツ屈指のリゾート地として、国内のみならず周辺のスイスやオーストリアからも多くの人々が訪れるボーデン湖。その湖畔に佇み、その美しい街並みやワイン生産でも有名なメーアスブルクには、この町のシンボルとも言える歴史ある古城があります。

それがメーアスブルク城。すぐ近くにあるもう一つの城と区別するために「旧城」と呼ばれる事もあります。

その歴史は7世紀にも遡るという大変歴史のあるメーアスブルク城。メロヴィング朝のダゴベルト一世という王がボーデン湖畔のこの場所に城塞を築いたことから、この城の歴史は幕を開けます。何度も改装を重ねた城は、13世紀にはこの一帯を支配したコンスタンツ司教の居城にもなりました。また1414年から1418年にかけて開催されたコンスタンツ公会議の際には、会議を開催した神聖ローマ皇帝ジギスムントがここに滞在していました。

様々な歴史をこの目で見てきたメーアスブルク城ですが、なんと現在でも所有者が住んでいるのです。人が住んでいる城の中ではドイツで一番古く、居住エリア以外の場所が現在では城博物館として公開されています。

城内部の見学は個人見学のほか、ガイドツアーも用意されています。一歩足を踏み入れると、そこにはまるで中世からそのまま時間が止まったかのよう。いつ騎士が出てきても不思議ではない雰囲気が漂い、中世ファンにはたまりません。

狩りに使われた様々な武器と動物の角。当時の城主は狩りが好きだったという事が容易に想像できます。

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