草彅剛の「NHKドラマ視聴率」に芸能界関係者が大注目

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

元『SMAP』の草彅剛が、来年1月27日放送予定の『NHKスペシャル 未解決事件 File.06 赤報隊事件 第1夜~実録ドラマ~』で、9月にジャニーズ事務所を退所してから初めてのドラマ出演を果たす。草彅は事件を解明する朝日新聞特命取材班の記者役を演じる。

草彅がNHKのドラマに出演するのは、2004年大河ドラマ『新選組!』に友情出演して以来、約13年ぶり。赤報隊事件とは、1987年5月3日に朝日新聞阪神支局に突然、目出し帽の男が侵入して散弾銃を発砲、2名の記者が死傷した事件だ。今回は1夜目に実録ドラマ、2夜目にドキュメンタリーが放送される。

草彅は「阪神支局の事件が起きたとき、僕は中学生でした。この事件を知れば知るほど、自由に物が言える自由な社会とは何か考えるようになりました。ドラマを通じ、少しでも皆さんにも考えるきっかけを作れたらと思います」と出演への思いを語った。

今後草彅を強行起用するかどうかの試金石に

「ありとあらゆる業界関係者がこのドラマの評判と視聴率を気にしています。これで草彅のドラマがこけるとなると、ジャニーズ事務所に対して反旗を翻してまでも草彅を起用する意味がなくなるからです」(芸能記者)

ただ、ジャニーズ事務所に対する世間の視線は冷たく、草彅らの退所組に肩入れしている人が多いというマーケティング結果を受け、3人を起用することには“メリットの方が大きい”という判断が出始めているようだ。

「退所組3人が運営する『新しい地図』は、ファンに対して個人名入りの記念カードを配りました。これを額に入れて飾っているファンもいるといいます。もともと演者としての評価が高い草彅だけでなく、どんな役でもきっちり演じられる稲垣を、どこのテレビ局がどんなドラマで起用するのかということも気になります。今後、テレビ局がジャニーズの動向を気にするときの“基準”になりそうなドラマになる気配です」(同・記者)

ドラマへの意気込みで“自由”という言葉を用いた草彅。自由になった身での演技に、ファンだけでなく業界関係者は大いに注目しているようだ。

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