年末年始「ふるさと納税」で3万円儲ける!! (2/3ページ)

日刊大衆

自治体にとっては寄付がもらえてありがたいんでしょうが、国が補填をするのはここまで、という目安です」(同)

■『ふるなび』『楽天ふるさと納税』『ふるさとチョイス』など“安心サイト”でお得に  インターネットで「ふるさと納税」と検索すると、いくつかの該当サイトが出てくるが、ここでサクッと手続きができるという。「『ふるなび』『楽天ふるさと納税』『ふるさとチョイス』など、有力な“安心サイト”がある一方、悪質な詐欺サイトも存在します。昨年までに、あまりにド派手な返礼をした自治体が多く出た結果、総務省のお達しがあり、現在の返礼は寄付額の2~5割程度が相場。それ以上の返礼品をうたうサイトが、前述のサイト以外であれば、疑うべき。自己責任でお願いします」(マネー誌専門ライター)

 試しに『ふるなび』で、大阪府泉佐野市の「スーパードライ(350ミリ×24缶)」をオーダーしたが、ガイドに沿ってクリックすると、10分もかからず終了した。前出の佐藤氏が言う。「『ふるなび』は家電に非常に強く、『ふるさとチョイス』はオールマイティー、『楽天ふるさと納税』は“楽天カード”を使う人にはポイント還元があって得、という傾向があります」

「大阪府の泉佐野市はオールラウンドな品ぞろえ、三重県の熊野市は食文化の宝庫、茨城県の日立市は家電のそろえが良く、“三大ふとっぱら自治体”と私は呼んでいます。他にも多くの品をそろえています」(前出のコンサルタント)

■手続き上の注意点が3つ  おいしい話ばかりで大丈夫かと思うが、まったく大した問題ではないものの、手続き上で注意点が3つばかりある。1つは、“寄付”という性質上、いったん寄付額を自分で負担しなければならないということだ。「クレジットカードや銀行振込で寄付をするんですが、一度はまるっと支払います。そのうえで、返礼品を受け取り、税額控除(還付)という形で現金のバックがあるのは、所得税は翌年3月頃。住民税は翌年6月からとなります」(前同)

 もう1つの注意点が、“ワンストップ特例”。「年間で寄付した自治体が5つ以内で、かつ、確定申告が不要な人は“ワンストップ特例”なる、手続きがラクになるメリットがあります。

「年末年始「ふるさと納税」で3万円儲ける!!」のページです。デイリーニュースオンラインは、マネーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧